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憧れの旅館・ホテル

京都桜 2009

 

(二条城 )

初夏を思わせる陽気のせいで「ソメイヨシノ」は散ってしまっていたが、「枝垂れ桜」が満開となっていた。
右下の写真は「二の丸御殿」である。 数年前に拝観したが、大広間や黒書院・白書院など、とても面白い建物であった。
今回は時間がなかったことと、建物内撮影禁止であることなどから拝観はやめた。

 

 

天主台から見た「本丸御殿」。残念ながら、これは昔のままの御殿ではなく旧宮邸を移築したものである。 右側の建物の間から僅かに「緑の園」の桜が見える。

 

 

内堀の向こうは天主台西側の桜並木である。

 

 

 

天主台西側から西橋と本丸を望む。

 

紅枝垂れ桜並木。

 

南側にある「桜の園」の「大島桜」。 満開であった。

 

「里桜」、夜はライトアップされる場所である。

 

北側にある「緑の園」。
ここの「紅枝垂れ桜」は壮観であった。

 

なかでもこの「紅枝垂れ桜」は殊の外素晴らしかった。

 

夕食後ライトアップ見学に出かけた。
入城券を買い求める見物客の行列が半端ではなかった。
ライトアップされた「桜の園」。

 

内堀のライトアップ。 正面の明るい所は、「桜の園」。

 

「清流園」。
建物の灯りやライトアップされた桜が池に映る様は風情がある。

 

「緑の園」の「紅枝垂れ桜」並木。

 

昼間見た素晴らしい「紅枝垂れ桜」。
人だかりも凄かった。

 

京の名産品店会場。

 

 

二の丸御殿台所で催されたお琴の演奏。

 

(原谷苑)

昨夜、二条城ライトアップへ行く時に乗ったタクシーの運転手さんお勧めの場所である。
宿に車を預け、タクシーで目指した。
西大路通から横路に入った途端、渋滞気味になってしまった。前後の車の大半がタクシーであった。同じ場所を目指しているのだろうか。
「原谷苑」は村岩農園という植木販売会社の所有地である。
タクシーの運転手さんの話では、商売っ気たっぷりで、桜の開花に合わせ入園料を値上げし、飲食物持ち込み禁止にして苑内の売店や食事処で弁当を買わせるとのことだった。

とにかく人も桜も凄まじかった。

 

まさに桜をかきわけて歩くといった感じ。

 

桜の「ごった煮」であった。
桜の凄まじさに圧倒されたが、「風情」とは正反対の場所だと思う。

 

白いユキヤナギとピンクの桜、それに青空は素晴らしくお似合いである。

 

(仁和寺)

二日前の桜情報では、「御室桜」は3分咲きであった。 初夏を思わせる陽気に、一気に開花しているという情報もあり、期待半分で訪れた。
寺は花見客で混雑していた。

 

 

「御室桜」は期待以上に満開であった。
「御室桜」は別名「お多福桜」という。
「わたしゃお多福、御室の桜、鼻(花)が低ても、人が好く」 と唄われている。
木の丈が低く、2mそこそこの高さしかない。

 

あまりにも有名な眺めである。
三脚立てたカメラマンも大勢いた。

 

少し趣向を変えて。

 

「御室桜」だけでなく、朱色の鐘楼に桜の取り合わせも素晴らしい。
「枝垂れ桜」も満開であり、「ソメイヨシノ」もまだ残っていた。

 

 

(俵屋)

坪庭の枝垂れ桜。

 

桜見物をすべて終えてティータイムとなった。
左は京都国際ホテル、右は京都全日空ホテルである。

 

京都全日空ホテルのティーラウンジ。ここも桜。

 

いつものようにケーキセットを注文した。 まずまずの味であった。

 

今年も天候に恵まれ、京都の桜を十二分に楽しむことができた。

 

 

俵屋 孔雀

 

今回の部屋は「孔雀」。 リニューアルされた部屋で、「泉」の真上にある。
この図面ではTVの位置が反対側になっている。

 

主和室は10畳。 すっきりとした造りである。

 

地袋の中にTVが収納されている。

 

 

地袋の戸板がまた素晴らしい。 祇園祭の絵が描かれている。

 

 

 

窓際には堀炬燵式のライティングデスクが設けられてあった。
また雪見障子となっており、庭の眺めを楽しむこともできる。

 

 

大きなガラス戸の向こうは、小さな庭で茶庭形式を取っていない。その向こうは1階からのモミジの大きな木であるが、残念ながら秋に赤くならない。マンション建設などによる日当たりの悪さが影響しているのだろうか。

 

主和室の角の向こうには2畳ほどの小部屋がある。

 

デイベッドが用意されていて結構居心地の良い部屋であった。
嵌め殺しの窓からは庭を眺めることができる。

 

 

 

7畳半の控えの間。

 

押入れの中に冷蔵庫やお茶セットが用意されてある。
一方は寝具や浴衣、整理戸棚があった。

 

 

 

控えの間から洗面脱衣所・浴室へ通ずる。

 

 

 

清潔感溢れた浴室である。
ガラス戸は引き戸になっており、半露天の雰囲気も味わうことができた。
格子戸の向こうは麩屋町通である。

 

(夕食)

 

酒は定番の俵屋オリジナル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもながら控えめで味わい深い料理である。
先附・椀物・造りなどはとても美味しかったが、焼物や強肴には少しばかり不満が残った。味に爽やかさが感じられなかった。

 

(寝具)

寝巻きも布団も手が込んでいる。

 

 

 

(朝食)

ジュースかヨーグルトの選択。
相変わらず美味しいジュースであった。四季を問わず美味しい。

 

数え切れないほどの種類の「おかず」を出す宿もあるが、御飯の味そのものを楽しめる「おかず」があれば良いと思う。
私の好みでは「蓬莱」の朝食が最高であるが、俵屋の朝食もそれに近い。御飯が進む。

ただ、御飯そのものの味が今ひとつであったことが残念。

 

 

 

 

 

相方が選んだ「ぐじ」の焼物。

 

 

やっと念願の「清課堂」へ行くことができた。 日曜・祭日が休みのため、なかなか行くことができなかったのである。

 

以前から欲しかった「錫のチロリ」と「錫のぐいのみ」。
ペンギンは、あまりに可愛いので相方のリクエスト。

 

 

今回の「孔雀」で、「富士」・「翠」・「栄」・「桂」・「招月」・「曉翠」・「泉」・「松籟」と経験した。
私の好みでいくと、「翠」・「泉」・「松籟」が俵屋を具現した部屋だと思う。
昨今、「翠」がリニューアルされたと聞く。しかし、この部屋のファンが多く、「いじるな」という声がかなり出たそうである。
宿の話では基本的な部分には手をつけず、水周りその他、部分的な手直しに留めたとのこと。
どのように変わったのか、次回「翠」の予約を入れて帰途についた。

 

2009年4月中旬訪問