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憧れの旅館・ホテル

あらや滔々庵 再訪

 

9年振りの再訪である。その間、山代温泉へは2度ほど訪れたが2度とも「べにや無可有」である。
北陸路に入ると雪国であった。
雪景色を見ると何とも言えない気持ちになる。大好きなのだ。

 

あらや滔々庵の全景。
建物の向こう側は裏山になっている。

 

玄関先は昔と変わらない。

 

左は、魯山人の行灯。
右端は、やはり魯山人の屏風。
ここで靴を脱ぐ。スリッパは無いが、素足が気持ちが良い。

 

廊下左側のケースは魯山人の陶器であろうか。
正面付きあたりは大浴場へ、その手前を左に曲がるとエレベーターがある。

 

部屋へ案内されると、お茶が出る。

 

(207号室)

正面は部屋の入り口。
部屋の指定ができないのが残念。

 

入り口から奥を見る。
正面奥は部屋露天風呂。右側の襖の向こうに和室がある。
廊下の左側に冷蔵庫とミニバー。

 

 

 

ワインも置いてある

 

身に覚えのある部屋である。
前回は、ローベッドではなかった。

 

 

浴衣は一人2枚。
大浴場へはバスタオルを持っていくことになっている。

 

主和室

 

庭の眺めは変わっていない。

 

右端は部屋露天風呂。

 

 

洗面所・シャワールーム・部屋露天風呂と続く。

 

大人二人は少し狭いかもしれない。
一晩中流しっぱなしではない。

 

風呂から見た中庭。

 

(204号室)

入り口から左側に水回り。

 

右側は部屋スペース。
冷蔵庫周辺は207号室と同じ。
左側の襖の向こうが主和室、突き当りの襖の向こうが寝室。

 

主和室

 

障子のむこうに見えるのが部屋風呂。

 

床の間にはテレビ。

 

寝室
右端が廊下からの襖。

 

ソファーもある。

 

 

洗面台は207号室と変わらない。

 

シャワールームから部屋風呂。

 

浴槽は、大人二人がゆっくりと入ることができる大きさ。
窓からの眺めは裏山。

 

浴室と主和室の間は、室内ながら中庭風に造ってある。
207号室より204号室のほうが、居心地が良いと思う。

 

(大浴場)

時間で男女交代。

 

冬のせいか湯気の量が尋常でなく、見にくい写真しか撮れなかった。

 

露天風呂
温泉は流石に気持ち良い。いい湯だ。

 

特別浴室「烏湯」の入り口。

 

ガラス戸の向こうは、暗く湯気が充満しているので写真を撮るどころではなかった。

 

もう一カ所の大浴場。

 

こちらには露天風呂は無く、左手に見えるのが壁も天井もある小さめの浴槽。

 

廊下に休憩スペース。

 

シャンパンは美味しくなかった。

 

缶ビールは135mlの小さいサイズ。
私が相方を待っている間、タダだからと風呂上がりに4〜5缶飲んでいた客がいた。

 

その相方は、ミカンを数個食べていた。

 

(夕食)

お品書きは無い。
食前酒は濁り酒。

 

先附前菜
えのき茸の煮こごり・サーモンの蓮根巻・菜の花・生麩
取り立てて感激すほど味ではない。

 

蟹の身・なます

 

胡麻豆腐・雲丹・魚卵
雲丹は香り高く、出汁も美味しかった。

 

夢醸純米吟醸
あっさりとした辛口。

 

椀物
蕪の擦り流し・鯛
これも良い出汁加減。

 

黒龍大吟醸 龍
やはり、これは美味しい。

 

寒鰤・甘海老・蟹刺し
蟹刺しは、もっちりしているものの、甘みが少し足りない。

 

華やかな味の塩

 

蟹味噌リゾット
目の前で作ってくれる。

 

これはあまり美味しくなかった。
思い出すに、高台寺和久傳の甲羅焼は絶品だった。

 

これも目の前で焼いてくれる。

 

美味しいのだが、少し甘さは足りないか。

 

 

のどぐろ
脂の乗りは素晴らしい。

 

字部煮
金沢の「山の尾」の味とはかなり異なるが、これはこれで美味しかった。

 

白子・柚子釜

 

せいこ蟹
これは普通の味。

 

鰤茶漬け (白いご飯との選択)

 

私は白いご飯を選択。

 

とても美味しい漬物。

 

加賀棒茶

 

抹茶アイス・芋羊羹・果物
この水菓子はいただけない。
団体様御用達温泉旅館風。

 

前回は田舎の料理という感じだったが、今回はとても洗練された味に感じた。
とても美味しくなったと思う。
蟹の甘さが足りなかったのは小々残念であるが、蟹の無い季節の料理が楽しみだ。
違った季節に来てみたいと思う。

 

(有栖川山荘)

離れへの渡り廊下は、さすがに寒かった。

 

かなり薄暗い照明。

 

カウンター席

 

奥の座敷は堀炬燵仕様のテーブル席。
前回は、こちらで飲んだ。

 

(寝具)

今回は、ローベッッド仕様に変わっていた。
木枠の角で何回か足をぶつけてしまった。
寝心地は、まずまず。

 

(朝食)

温泉卵はさすがに美味しい。
今回は、なぜか卵不足ということで、お土産は購入できなかった。

 

 

湯豆腐

 

ふろ吹き大根・柚子味噌
品 の良い味で、なかなかのもの。

 

鰤・竹田の油揚げ
鰤は臭くなく、さっぱりと食べることができた。
朝食に魚臭さは厳禁だと思う。

 

もっちりとしたお粥で、とても美味しかった。

 

味噌汁は、かなり薄味。

 

上にかかっているのはヨーグルト。

 

コーヒーは美味しい。
食事のレベルは、かなり上がったと思うが、デザートはそれに追いついていない。
再考の余地ありと思う。

 

 

(感想)

宿研の所属している宿(石葉・石亭・藤井荘)に共通した雰囲気を感じる。
お湯良し・部屋良し・料理かなり良し。
接客はきちんとしている。
今後リピートしたい宿のひとつとなるかもしれない。

平成26年1月中旬訪問

あらや滔々庵の予約の際の参考に