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憧れの旅館・ホテル

あさばの部屋

 

これまで三回の訪問記で「天鼓」・「雨月」・「萩」と紹介してきました。
あさばは特徴ある部屋がたくさんあります。それらをひとつひとつ制覇していくのも楽しみです。
今まで制覇した部屋の中で、写真に残してある部屋を紹介します。

 

(藤)

「萩」と左右対称の造りになっています。
しかし印象としては「藤」の方が狭い感じがします。
なぜなのだろう?といろいろ考えましたが、思いつくのは床の間です。
「藤」は床柱が面皮か皮付で濃く塗ってあります。
一方「萩」は琵琶床を配しているため広々と感じます。
床の間ひとつで随分雰囲気が変わるものです。 こういう遊び心? 凄い。

 

「萩」の主和室です。一間半の琵琶床が配されています。

 

「藤」の床の間は、萩のそれとはまったく異なる造りです。濃く塗られた床柱が凄い存在感を示しています。

 

「萩」からの庭の眺めです。

 

「藤」からは左手に池が見えます。池の奥には「藤棚」が見えますが、残念ながら花は咲かないそうです。復活して欲しいものです。文字通り「藤の間」になるのに。
大被害をもたらした台風で倒れた桜の木の後に枝垂桜を植えたそうですから、数年後には見頃を迎えるかもしれません。

 

「萩」の庭は、一幅の絵の如しです。

 

部屋風呂からの眺めはあまり良くありません。

 

(浅葱)

リニューアルされた部屋です。
ここからの能舞台の眺めは最高。
和室からもリビングからも素晴らしい眺めです。

大きなガラス戸の下の一部分は(横木より下の部分)、転落防止のため二枚ガラスになっていました。

 

すっきりとした床の間の向こうはリビングです。

 

リビングは床暖房となっており、素足でもとても気持ちの良いものでした。

 

鏡に手摺が写っていますが、浴室へ上がる階段です。
やはり鏡に写っている 木製の戸はトイレです。

 

清潔感溢れた浴室です。
ガラス戸の向こうには曇りガラスの目隠しがあります。

 

ここからも能舞台が見えます。

 

(満点星)

「満点星」(どうだん)と読みます。
あさばは、天鼓・雨月・松風・小督・巻絹・野宮など能に因んだ部屋が多いのですが、他方で鉄仙・秋海棠・山吹・撫子などと同様、花に因んだ名前なのでしょう。

 

特徴あるリビングです。
しかし最近リニューアルされたそうで、少しばかり残念です。この部屋のファンも多かったのではないでしょうか。

一段上がった畳の間は夜には布団が敷かれます。

 

ガラス戸の向こうに見える屋根は野天風呂の屋根です。

 

天井の特徴ある梁
これが独特の雰囲気を醸し出していました。

 

両側は窓でなく鏡です。
この時は台風で荒れた山肌が無残でした。本来なら素晴らしい緑を楽しめる洗面所と風呂です。

 

あさばの凄い所は常に部屋に手を入れているところです。
俵屋と同じです。
新しい部屋に対する興味がどんどん湧いてきます。何時の日か、リニューアルされた「萌葱」に泊まって、新旧を比べてみたいものです。