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憧れの旅館・ホテル

フォーシーズンズホテル丸の内

 

東京駅八重洲口から歩いて数分の31階建てビル、パシフィックセンチュリーブレイズ丸の内の中にある。 ビルの横手から裏口?へ向かって不安げに歩くと、ひっそりとした車寄せとビルの入口があった。 中には、ドアマンが二人待機していた。名前を告げると、一人がレセプションまで案内してくれた。
レセプションは7階。こじんまりとしている。まるでビジホ。
やはりこじんまりしたロビーとそれに続くバーコーナー(夕食後に酒を飲むには落ち着かない)、その奥はメインダイニング「EKKI」である。

部屋は4階のスーペリアキングサイズベッドルーム、44u。
ウエルカムフルーツとベッドサイドに、ミネラルウォーターのペットボトルが用意されてあった。


こげ茶とベージュを基調としたなかにグレーを巧みに取り入れた配色の色使い、とてもお洒落である。

  



パークハイアットの黒とベージュの色使いに感心したが、私としてはこちらの方が好みか。 窓の向こうは外堀通をはさんだオフィスビル。夜は電動のシェードが降りるようになっていてベッドサイドテーブルにスイッチがある。
バスルームはバスタブ、シャワーブース、トイレスペースの配置がパークハイアットのパークルームにとてもよく似ていた。四角いバスタブ、その両脇にシャワーブースと個室になったウォッシュレットトイレがある。残念だったのは、バスの排水に手間がかかること、シャワーの水量調節が不可能だったことである。もっとも、私だけが無知だったのかもしれないが。 それから、便器のサイズも疑問だった。レギュラーサイズのものを使用していたために窮屈さを感じた。腰の大きい外国人の宿泊者も多いことだろう、エロンゲートサイズの便器をなぜ使わなかったのだろう。スペースは充分あるのに。

  

お茶のサービスだが、ティーバッグでなくお茶の葉そのものが用意されていたのは嬉しかった。ティーバッグの煎茶は飲めた代物ではない。

  

ベッドは柔らか目のマットに厚めのパッド。印象としてはかなり柔らかく、沈み込む感じもあったが、リネン類の肌触りが素晴らしく寝心地はとても良かった。 超長綿の素材でも番手によって寝心地はかなり違ってくる。耐久性に問題があるが、極細番手のシーツは最高である。

 

(朝食)

「 EKKI 」での朝食。
ビュッフェ方式でないため、とても静かで落ち着いて食べることができた。 どうもビュッフェ方式は苦手である。ビュッフェのざわめきを感じなくてよい食事所は、一流ホテルと呼ばれるためには必須であると思う。 フレッシュジュースはとても美味しかったが全体として味はまずまずであった。 パンがトースト or ペイストリーなのは残念。パンの種類を増やして欲しいものだ。

スタッフのサービスはとても良い、というより過剰気味であった。 やたらコーヒーのお代わりに来たり、ご用聞きに来たり、度が過ぎている。 客が要求しているのかしていないのか雰囲気で察して欲しいものである。この部分においては老舗ホテルの独壇場である。
チェエクアウト時、「○○様、どうぞこちらで」と言われたときは驚いた。その時のフロントマンとは初対面である。小さなホテルはアットホームである。居心地も良い。
ビジネスとして利用するにはとてもよい。超高級ビジネスホテルといった感であった。

今回夕食はホテル内では摂らず、福臨門酒家銀座本店へいった。初めての経験である。味は、香料が強く効いていて、私の好みではなかった。
私の好きな 樓外樓飯店や桃花林と比べてみると、 樓外樓飯店は「和食」、桃花林は「フレンチ」、福臨門酒家は「イタリアン」といった趣だった。

 

2004年6月初旬訪問

フォーシーズンズホテル丸の内 の予約の際の参考に