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憧れの旅館・ホテル

富士五湖と秀峰閣湖月

一昨年の吉兆嵐山本店のような気分転換の探訪記です。

生まれて初めての富士五湖、友人達に誘われて写真旅行に行ってきました。
深夜の東名高速サービスエリア、地図を前にどこからの夜明けに挑戦しようかと喧喧諤諤、結局、大観山から芦ノ湖越の富士山をねらうことに決まりました。

 

国道1号線を離れると凍てついた山道です。慎重に車を進めながら午前4時前に富士見峠に着き、夜明けまで車の中でウィスキーをあおって暖を取りました。
見事な夜明けでした。ビギナーズラックとでもいうのでしょうか、友人の一人は4回目で初めてだそうで、それほどラッキーなことなのです。

 

 

その後、やはり凍てついた芦ノ湖スカイラインを走り、乙女峠を越え、御殿場に出ました。峠から見た富士山は山頂付近に雲がかかり、前途を不安にさせました。

 

山中湖

白鳥が飛来して来るため白鳥と富士山の組み合わせが有名です。そのポイントでは多くの写真マニアがカメラを向けていましたが敢えてそこを避けパノラマ台に向かいました。心配していた雲は南東方向だけのもので北側は充分期待できそうでした。

 

河口湖

やはりここは逆さ富士なのでしょうか。
泊まった宿の窓から夜明けに撮影したものです。

 

西湖

雲ひとつない晴天が続きます。光線の具合も問題なし。雲がないのは却って面白さに欠けるのですが、富士山そのものを観察するには最高です。

 

精進湖

手前に大室山という小さな山があり、子抱き富士として有名です。
最期に本栖湖が残ったのですが、宿のある河口湖で夕焼けを撮る予定のため、本栖湖は翌日回しにしました。
  

 

本栖湖

前日の快晴とは異なり、山頂付近には雲がかかり「てっぺん欠けたか」になってしまいました。光線も午前中は逆光となり難しい撮影となりました。 

 

前日夕方の精進湖と翌日午前の光線の違いです。それはそれで違った面白味もあるのですが。

 

 

素晴らしい風景で知られる朝霧高原の東京農大富士農場、残念ながら山頂は姿を現わしてくれませんでした。ここをパノラマで撮ったらどんなにか素晴らしいことでしょう。いつか再挑戦してみたいものです。

下の写真は、翌年にリベンジしたのもです。素晴らしい風景でした。

 

最後に東名富士川サービスエリア。
雲の上からひょっこり顔を出した富士山、我々を見送ってくれました。

 

 

秀峰閣湖月

河口湖の真ん前にあり富士山と向かい合っています。

  

 

フロントロビーはなかなか豪華な造りです。土産物店も立派でした。

  

 

部屋は4階で、 12.5 畳のシンプルな特徴の無い和室でした。広縁には籐の三点セットが置いてありました。

 

 

 

窓からは富士山の素晴らしい眺めが楽しめます。
しかし写真を撮るには5階が良かったようです。裏側から建物を見ると5階にはベランダがありました。窓ガラスに邪魔されることなく撮影ができそうです。

 

  

 

浴室はユニットバスでした。滞在中は使いませんでした。

 

夕食前の日暮れ時、富士山の夕焼けに挑戦しましたが、綺麗な夕焼けは現れませんでした。しかし夕焼け後の富士山のシルエット、それはそれは素晴らしいものでした。

 

大浴場と露天風呂

この宿の目玉の一つです。露天風呂に浸かりながら、のんびりと富士山の眺めを楽しめます。良かったですねえ〜

 

 

 

  

しかしタオル類は部屋から持参です。洗面タオルは各自一枚しかありませんでしたが、バスタオルは二枚ずつ用意されていました。

 

夕食

 

家族連れは部屋食だそうですがグループは食事処になります。 品数は多いのですが・・・・

  

 

 

  

 

寝具

予想通り煎餅布団でした。押入れを開けたら予備の敷き布団があったので、こっそりと使わせてもらいました。それでなんとか、といったところでしょうか。

  

 

朝食

ロビー脇の大食堂でビュッフェスタイル。和食が主でしたが洋食もそこそこ用意されていました。夕食より美味しく感じました。

 

 

富士山

初めての富士山撮影旅行でした。
直近から見る富士山、山頂だけでも色んな表情がありました。

 

  

 

 

  

 

 

今まで富士山を撮る写真家の気持ちがなかなか理解できませんでしたが、今回、その一端に触れたような気がします。
富士山、素晴らしい山でした。

2006年1月中旬訪問