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憧れの旅館・ホテル

白馬東急ホテル

 

私の若かりし頃、スキーが全盛だった。
赤倉 ( 妙高高原 ) でスキーを覚え、八方尾根の面白さにはまり、最後は北海道まで遠征するようになった。
八方尾根へは自動車で行くことも、鉄道を使うこともあった。

今回、20年ぶりの八方尾根である。もちろん夏は初めて。
信濃大町を過ぎると、見覚えのある風景に出会いだした。 木崎湖である。これを見ると、「ここまでやって来た」と思った。


 

青木湖である。
晴れた日などは、青木湖に飛び込んでいくような爽快な滑りを楽しめた。

ここには料理の美味しいペンションがあったが、今はどうなっているだろう。


 

列車は白馬駅に着いた。
ホテルの送迎車が待機していた。

 

八方尾根ゲレンデである。
昔はシャンツェが無かったが、ひとつひとつの斜面に鮮明な記憶がある。


 

白馬に着いたのが昼前であったのでホテルに荷物を預け、散策に出た。
まずは昼食。
白馬東急とともに家族で利用していた「ペンション樅の木」(現在は樅の木ホテル)で昼食を摂ろうと予定していた。

左の写真は新しい建物であるが、右下写真の建物は昔のままである。
現在、昔の建物は夏季限定イタリアンレストランとなっているということなので楽しみにして来たら、この日は休業日だった。

 

仕方がないので、新しいホテルのダイニングで食べることにした。 天気がよいのでテラスにした。
「高原野菜の冷たいパスタ」

あっさりとしていたが、とても美味しかった。

 

ジンジャエールもコーヒーも美味しかった。


 

昼食後は、目的のひとつ「ゴンドラに乗ること」である。


 

眼下に白馬の町並み、懐かしいコースが見渡せる。
左は、国際。 右は、リーゼン。


 

ゴンドラを降りた場所である。
ここからは国際ゲレンデに入っていく。左下に見える斜面である。

降り場の右手からは、リーゼンコースへ降りていく。


 

兎平のリフトである。
リフトの左側はコブで有名なゲレンデ。

志賀高原の丸池Aコースと並んで、リフトに乗っているスキーヤーから丸見えのゲレンデ。
余程、足に覚えがあるか恥知らずでなければ滑れないコースであった。
言い換えると、人に見せるためのコースである。私は当然、隣りの黒菱へ逃げた。


 

右下の建物はゴンドラの降り場。赤い屋根は良く利用したレストラン。

 

一番上のリフトである。
このリフトには乗ったことがない。兎平より上部へ行く足前は無かったし、度胸も無かった。


 

白馬の町並みが遥か眼下である。遥か遠くの山並は志賀高原だろうか。


 

ここからは徒歩である。
あの頂まで行けば北アルプスの山々が見えるのだろうが、この雲行きではまったく期待ができない。ここから引き返すことにした。


 

振り返って、白馬方面の眺めである。
左下の建物はリフトの降り場。


 

森の中の真ん中の赤い屋根の建物が「白馬東急ホテル」。


 

白馬東急ホテルのエントランス。
およそ30年ぶりであるが、記憶が薄い。

 


 


 

薄い記憶ではあるが、客室棟は縦長だったような思いがある。

 

ロビーの重厚さは記憶がある。

 

このような重厚さは、さすがフラッグシップホテル。
「雲仙観光ホテル」・「八甲田ホテル」、共通している。

 

中庭である。
夏休みとあって、多くの子供たちが遊んでいた。


 

古き良き時代のホテルといった雰囲気のフロント。


 

部屋は5階のデラックスツイン、527号室である。
予約時、ホテルのスタッフが「一番人気のある部屋」だと言っていた。


 

5階のエレベーターホール。
すぐそばの、527号室。

 

527号室の間取り。

 


 

ベッドはセミダブルサイズのツイン。
備え付けの家具は総じて古いが、清潔感は充分ある。

 

部屋の外には狭いながらもベランダがある。

 

森の木立に邪魔されて、ゲレンデは上部しか見ることができない。
木々がどんどん成長すれば、まったく見えなくなるかもしれない。


 

眼下は、ホテルの中庭。


 

古き洋服ダンスといった家具。
スリッパに使い捨ての中敷が用意されているのは嬉しいサービス。

 

冷蔵庫の中身は寂しいが、りんごの缶ジュースは素晴らしく美味しかった。信州リンゴ独特の酸味がしていた。
ショップに同じ物は売っていなかった。ショップにあった壜ジュースは甘すぎた。

 

ここには大浴場があり、そこまでは浴衣とスリッパでOKであった。
但し、バスタオルだけは部屋から持参。

 

洗面所は狭い。右手のパイプはタオルウォーマー。
アメニティグッズも最小限。

 

シャワー設備はバスタブ内にあり、洗い場別ではなかった。

 

トイレが個室なのは嬉しいかぎり。

 

(大浴場)

宿泊棟の1階の一番端にあり、宿泊棟の真ん中のエレベーターを使う。
有料ながらマッサージチェアーもあった。

 

温泉であるが、加水・加温・循環・消毒のフルコース。 僅かに塩素の匂いがした。
露天風呂も併設されていて気分が良い。

 

(夕食)

時間は17 : 45 からと19 : 45 からの2部制。(要予約)
早い時間を頼んでおいたが、時間があったので隣のバーで食前酒を飲んだ。

シャンパンは、モエ・エ・シャンドン。

 

17 : 30 にメインダイニング「シャモニー」が開いた。
1階の宴会場でディナービュッフェも開いていたので、子供連れの客はそちらに流れたのであろう。
ここの客は少なめであった



 

いろんなコースメニューがあるが、選んだのは「リンドウコース」。

 

ワインは白・赤ともに長野県産。
最近は、国産ワインがあればできるだけ選ぶようにしている。


 


 



 


 


 


 


どの料理にも不満を感じることはなかった。
総じて食べやすく、万人受けする味だと思う。まずまず美味しかった。リゾートホテルの味は、どこも同じ考えで調理されているのかもしれない。





夕食後も時間が早かったので、腹ごなしの散歩をすることにした。

 

 

和田野の森のメイン道路を「ラ・ネージュ」まで往復した。

 

「ラ・ネージュ東館」と「ラ・ネージュ本館」。
外観やロビーは「元ペンション」といった感じであった。

 

散歩から帰ってきた時の「白馬東急」の夜景。

 

(寝具)

マットの上に、もう一つのマットが敷いてあった。
クッションはとても良いのだが、リネンの肌触りがゴワゴワしていて台無しであった。

 

(朝食)

朝食は一ヶ所だけなので客が集中する。
入りきれない客は、ここで待機。ここにはウエディングの見本が展示されてあった。

 

 

朝食は、完全ビュッフェスタイルである。

 

品数は豊富にあるのだが、いざ選ぶとなると食指が動かない。
何も選ばず、基本的にコンチネンタルコースのようになってしまう。

ビュッフェスタイルしかない朝食は、私の中では大減点。朝の楽しみを無くした思いである。

 

オムレツを焼いてくれる。

朝の清清しい時間、ホテルのスタッフにサーブされて、ゆっくりと、のんびりとした朝食を楽しみたいとの思いは、もはや贅沢な願いとなってしまったのだろうか。

 

 

(応対)

気持ちの良い応対であった。
由緒あるリゾートホテルに共通しているのだが、素朴で心のこもった応対をしてくれる所が多い。



この日はバスで長野へ向かった。
バスターミナルまでホテルが送ってくれた。

八方バスターミナルから長野駅まで、オリンピック道路を通って1時間余りである。

 

長野駅近くの「ホテルメトロポリタン長野」で、恒例のケーキタイム。
JR系の立派なホテルであった。

 

選んだのは「シャンティ・フレーズ」。
味は普通であった。

 

善光寺

 

ケーキタイムの後、長野駅近くでレンタカーを借りた。
そして善光寺へ向かった。

仁王門と、山門までの参詣道。 土産物屋や食べ物屋が立ち並んでいる。
仁王門の手前左の建物は大本願。お上人様がおられる場所である。

 

立派な山門である。
山門をくぐると、これも立派な本堂。 昨年の、落書き事件には心が痛む。

暑い日であった。
参拝を済ませ、一路、須坂へ向かった。

2009年8月下旬訪問

白馬東急ホテル の予約の際の参考に