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憧れの旅館・ホテル

隠庵ひだ路

 

雪見露天を楽しもうと福地温泉へ向かった。
JRの車窓からの眺め。
下呂温泉周辺では、まだ雪景色ではなかった。

 

下呂を超えると雪景色が現れてきた。

 

久々野周辺は雪国になった。
遠くに見える山々は北アルプスか。

 

すっかり雪景色。

 

高山でバスに乗り換える。

 

朴の木平を超えると素晴らしい景色となった。

 

平湯トンネルを越えると、あの陸橋が待ち受けている。
正面に見えるのは平湯温泉スキー場。

 

スキー場は閑散としていた。

 

バスが福地温泉口に着くと、宿の送迎車が待機していた。

 

前回泊まった「かつら木の郷」の真ん前にある。

 

夜の宿

 

宿の玄関

 

 

左端が玄関、正面は囲炉裏が切ってあり、右端はフロントである。

 

玄関から奥を見る。
右端は売店、左奥は「語らいの間」と呼ばれている。

 

「語らいの間」で、お茶が出る。

 

薬草臭いお茶であった。

 

一服し、宿帳に記入を済ませると、部屋へ案内してくれた。
良く磨きこまれた廊下の輝きが素晴らしい。
左側は各部屋への引き戸。
今回の部屋は「九輪草」、部屋露天から雪見の眺めの良い部屋とリクエストしておいたのである。

 

エントランス・スペース
二重の引き戸となっているのでプライバシ=が良く保たれそうだ。

 

主和室。

 

テーブル手前の箱には、お茶セットとお菓子。
お菓子は高山名物「げんこつ飴」。

 

奥の板の間から主和室。
正面引き戸の向こうは部屋のエントランス・スペース。

 

正面左側の押し入れには、蒲団が入っている。
右端は、クロ=ゼット。

 

クローゼットの上段には浴衣類。
下段には冷蔵庫。

 

浴衣は二枚。

 

冷蔵庫の中身。

 

窓の向こうは、隣の部屋との間の中庭。

 

奥の板の間には、掘り炬燵。床暖房となっていた。
右端は洗面脱衣所。

 

左端のガラス戸は、内風呂へ。

 

アメニティは普通。

 

パイプはヒーターとなっている。

 

内風呂は温泉ではなさそうだったので、一度も使わなかった。

 

部屋露天風呂

大人二人がゆったりと入ることができる大きさ。
期待していたほど眺めは良くなかった。

 

夜の露天風呂

 

(共同露天風呂)

廊下の先に、男女二か所ある。
時間で交代するが、夜10時以降は貸切風呂になる。


バスタオルは、各自部屋から持参。

 

洗い場は無い。
眺めは、なかなか良い。

 

他の客と出合うことはなかった。

 

驚いたのは、対岸の崖崩れ。民家のすぐ側までせまっていた。

 

「集いの間」と呼ばれる湯上がりサロン。
正面には、簡単なお茶セットと煎餅が用意されてあった。

 

庭の右手は共同露天風呂への通路。

 

(夕食)

フロント横の食事処。

 

各部屋ごとの囲炉裏端仕様になっている。

 

 

田舎盛り
既に用意してあった。
わらび田舎煮、ほのぼのとした味。

 

赤かぶなが漬け・ゆず大根・蕪の葉ふる漬け

 

ばあちゃんの、ころ芋
甘そうなテリであるが、甘さが後を引かない。

 

山実酒、「スズグリ酒」と言っていた。
さっぱりとした味。

 

「神代上澄」奥飛騨の地酒。
酒リストな中では一番辛口とのこと。
確かに、あっさりとした辛口であった。

 

こごみ・えごま
山菜オンパレードは、こちらとしても大歓迎。

 

飛騨サーモンの燻製
一般的なスモークサーモンと同じ味。

 

飛騨牛の鮨は、あっさりとしていた。
野菜類は美味しい。

 

大鱒も鯉もあっさり系。


 

岩魚の塩焼きと五平餅がすでに用意されてある。
岩魚は別の場所で既に焼かれてあり、冷めていた。
味の無い岩魚。
五平餅は半分以上搗いてあった。

 

蕪蒸し
百合根や蕗の葉が入っている。
上品な味付け。

 

豆乳寄せ
これは平凡。

 

溶岩焼
飛騨牛サイコロステーキは、あっさりとしているが肉の味に乏しい。
きのこ類は美味しい。

 

ポン酢大根おろし・岩塩

 

溶岩の板で焼く

 

ご飯は、お櫃で用意されてくる。

 

味噌汁は、鉄鍋で持ってきて囲炉裏で温める。
かなり薄味だが、腑抜けではない。

 

 

味噌汁に七味を入れると、味が引き締まる。

 

デザートは、がっかり。

 

食事処を出る時に、お夜食として渡される。

 

生姜ご飯のお握り。
なかなか美味しかった。

 

(寝具)

夕食から帰ると、蒲団が敷かれてあった。

 

ウレタンマットの二枚敷き。
かなり柔らかかったが、不満は感じなかった。
リネンはごく普通だが、期待する方が間違いだろう。

 

(朝食)

オレンジ・リンゴ・トマト・野菜ジュースの選択。
オレンジジュースは、まずまずの味。

 

椎茸・葱・朴葉味噌

 

野菜の味付けが、かなり濃い。

 

野菜とウインナの蒸し煮
湯気が立ち上っている。

 

蒸し野菜用の胡麻だれ

 

鱒の塩焼きは魚臭かった。

 

豆腐

漬物

 

味噌汁は夕食より、かなり濃かった。

 

ヨーグルト・ブルーベリージャム

全般的に味が濃く、まさに田舎風。
朝食の味の濃いのは、好みではない。

 

 

(青だる)

夕方の眺め。

 

ライトアップされているとのこと、夕食後、一服してから見に行った。

 

氷像もあった。

 

「青だる」の裏へ行くこともできる。
向こうに青く光るのが「青だる」。

 

水を吹きかけ、氷柱を大きくしている。

 

「青だる」の真裏である。

 

ここで甘酒のサービスをしている。

 

あっさりとして、なかなか美味しい甘酒であった。

 

(感想)

宿泊料から考えると、凄く努力していると思う。
いろんなことに細やかな心遣いを感じた。
応対も、サービス精神に溢れている。
福地温泉が人気の温泉地であるのも充分頷ける。

 

平成26年2月中旬訪問

 隠庵ひだ路の予約の際の参考に