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憧れの旅館・ホテル

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート

 

女満別空港に昼前に着いた。
どこといって行く当ても無く、チェックインタイムにも間があるし、昼食にラーメンを食べることにした。

空港内にある「レストラン・ピリカ」

 

たまねぎ塩ラーメン

 

相方の選んだワカメラーメン
両者ともまあまあといったところ。

北海道ではラーメンの失敗は少ないと思う。

 

空港からタクシーに乗って宿へ向かう。
アクセスガイドに「車で○○分」とあるのは間違いのもと。

同じ時間ながら、都会よりはるかに料金がかかる。


 

タクシーが正面玄関先に停まると、男性スタッフが出迎えてくれた。

 

正面玄関を入るとフロントやショップがあるが、チェックインはフロントデスクでなくメインラウンジでおこなうとのことであった。

 


 

凝った造りの通路を通り、建物の奥へ向かう。
メインラウンジには素晴らしい木彫りの彫刻が置かれてあった。

 

ここのソファーに座って宿帳に記入。
ウエルカムドリンクは「リンゴ酢の水割り」。

 

チェックインタイムより少し早かったが部屋に案内してくれた。
2階露天風呂付特別フロア「古の座」である。

エレベーターホールのすぐ前には、鍵のない自動ドア。

 

ここで靴を脱ぐ

 

部屋ごとのシューズロッカー。
「古の座」フロア内は素足、それ以外の館内はスリッパが用意されてある。

 

なかなか洒落た造りである。

 

フロア内は床暖房で気持ちが良い。

 

 

部屋は205号室。

 

右奥はクローゼット。

 

左手前のスモークガラスは脱衣洗面所へのドア。

 

中型の薄型テレビ。

 

マッサージチェアも置かれてある。
右手の壁にはCDプレーヤー。
CDもいろんなジャンルから6枚用意されてある。

 

クローゼットの中。
ハンガーに掛かっているのは館内用の上着。

 

引き出しの中には、作務衣が2枚ずつ。

 

寝巻きも兼ねる。


 

コーヒーメーカーが置いてある。

 

冷蔵庫の中身は少ないが、良心的な値段であった。

 

アメニティグッズに特徴はない。

 

タオル掛けは暖房ではなかった。

 

脱衣洗面所の横にはシャワールーム、その向こうは露天風呂。

 

お湯が冷めないようにカバーが掛けられてあった。
バスタブは陶器製。
湯温は41℃に自動設定。
温泉である。

 

二日前に大雪が降って、除雪してないとのこと。

 

バルコニーからの眺め。
平らな白い面は、網走湖の湖面。

 

(大浴場)

この宿は団体客も多く、浴場も賑わっていた。

 

温泉は「循環・加水・加温・消毒」すべてあり。

 

雪見露天は、やはり寒い。
「半身浴で、のんびりと」は不可能であった。

 

岩盤浴やサウナの設備もあった。

 

(夕食)

レストランは「バイキングレストランCOTA」と、古の座フロア専用の「灯々」の二ヶ所。
「灯々」は古の座フロアと同じ2階にある。

 

初日はフレンチ。

 

テーブル席の個室。

 

アスティ・スプマンテ(イタリア)
かなりの甘口スパークリングワイン。

 

合鴨の燻製とオリーブ
臭いがかなりきつかった。

 

パンは自家製ではなく、網走のパン屋に委託しているとのこと。
味は悪くない

 

ミュスカデ(フランス)

 

カスベとは「エイ」の一種。

 

オレンジのソルベ


 

鶴沼ツヴァイゲルト・レーベ

 

香りのある肉で、なかなか美味しかった。

 

牛乳のアイスクリームと洋梨のコンポート
さすが北海道。

 

相方が誉めたら、相方にサービス。
大喜びしていた。

 

マカロンと生チョコ
味は普通。

全体的に食べやすい味である。
特に不満は感じないレベル。

 

 

メインランジにあるバー「縄文」。
落ち着いたバーである。

 

窓の外は、「火焔の塔」
内部は足湯になっているとのこと。

 

ギャラリー「偶」
オーディオセットが置かれてあり、音楽を楽しむことができる。

 

ギャラリーの片隅にはPCスペース。
無料である。

 

ライブラリー「古民」

 

ラーメンコーナー
夜食用である。

 

(寝具)

セミダブルサイズのベッド。
マットはシモンズであった。 せっかくのシモンズもリネンの質が悪く良さが半減。

 

(朝食)

バイキングレストラン「COTA」
ビュッフェスタイルである。

 

 

朝9時までに入室。
時間ぎりぎりに行くと、種類が減っている。

 

「目玉焼き」と「プレーンオムレツ」を作ってくれる。

 

各テーブルで「味噌汁」を作るようになっている。

 

味噌汁の具が用意されているコーナー。

 

古の座特別室「亜麻」

二日目は部屋を変えた。

 

ひと部屋だけある特別室である。

古の座間取り図

 

玄関スペースから。
正面はベッドルーム、右手は和室。左手のドアはトイレ。

 

正面奥が玄関スペース。

 

正面のスモークガラスは洗面脱衣所。

 

和室の奥にはマッサージチェア。

 

大型の薄型テレビ。

 


 

和室との境、右奥には水屋スペース。

 

右奥には CD プレーヤー。
CDは前日の部屋と同じ。
好きな音楽を聴きながら、のんびりと時間を過ごすことができる。

 

水屋スペース。
コーヒーメーカーもある。

 

冷蔵庫の中身は同じ。


 

ベッドルームにも大型の薄型テレビが。

 

洗面所とウォークインクローゼット。

 

(部屋風呂)

 

ガラス戸の向こうはシャワールーム。

 

シャワールームと露天風呂。

 

バルコニーには大量の雪。

 

露天風呂からの眺め。
しかし浴槽に座ると、この眺めは見えない。


 

リビングのソファーの横にある小窓からの眺め。
この景色も素晴らしい。


 

日が落ちたあとの雪景色も、どこか風情がある。

 

(夕食)

二日目は和食。
前日とは別の個室であった。

 

窓からの眺めは外の景色ではなく、1階のレストランCOTA。

 

 

食前酒の柚子酒

 

久保田・千寿(新潟)

 

一夜雫・大吟醸(旭川)
とても品の良い味で、グラスの雰囲気に合っていた。

 

前菜から焼き物まで一気に運ばれてきたのには閉口した。
前菜も造り置き。


 

造里は期待を裏切る味。

 

ヒレ肉は美味しくなかった。

 

真ダチとは真鱈の白子である。
とても美味しかった。

 

さすが網走のタラバ蟹。
甘くて、とても美味しかった。


 

「鮫鰈」、煮物・酢の物の両方に使われていたが、よくある鰈とは違い、脂の乗った食感であった。
あまり好みの味とは言えない。

 

食事の途中で火を点けてくれる。

 

蟹釜飯は美味しかった。
お椀の具は、おしながきと異なり蜆であったが大粒で美味しかった。

 

ホワイトチョレートのアイスクリーム

 

今回も , 相方はお代わりを貰って大喜び。

和食は大型旅館料理の域を出ていない。
和食よりもフレンチのほうが正解なような気がする。

 

食事後、部屋へ戻ったら室内が食べ物のような匂いで充満していた。焼き蟹の匂いのようであった。
翌朝はバルコニーに卵を焼く匂いや揚物の匂いが漂っていた。
この部屋はダイニングのすぐ側に位置しており、バルコニーの外には調理場の換気扇と思われるダクトがあった。
一応クレームはつけておいたが、建物の構造上、対応は困難かもしれない。
部屋に空気清浄機が二台も置かれてあったのは、他の客からもクレームが多いのだろうと推測できる。
特別室「亜麻」は素晴らしく居心地が良いのであるが、匂いの管理でかなり減点される。
古の座の他の部屋ならコストパフォーマンスはとても良いと思う。

 

(応対)

地方の宿のスタッフは大概にして皆素朴である。 そして、一生懸命もてなそうとする気持ちがとても心地良い。
しかしその一方で「毅然とした態度が取れない」というマイナス面が出てしまうところも伺えた。

 

 

あったか網走

 

網走湖で行われているイベント。
夜の8時出発、9時出迎えのバスが宿から出る。


 

ライトアップされている湖面。
スノーモービルや雪上車が有料で周回している。


 

翌朝の同じ場所。


 

個性豊かな「かまくら」。


 

ワタラの御神火点火式〜網走の太古に生きた「モヨロの民」の神秘さを幻想的に演出したセレモニー、との触れ込み。
なんか、あっけないセレモニーであった。


 

雪で作られた滑り台。

 

 

流氷観光

 

今回の一番の目的。
幸いにも天候に恵まれたが、さて流氷は如何に。


 

前々日に流氷初接岸のニュースが流れたが、その後の南の風で沖合い4kmに離れてしまったとのこと。
沖合いの白い帯が流氷である。


 

重なり合って厚みのある流氷塊ではなく残念であったが、これで良しとしなければ。


 

オーロラ号の航跡。陸地は網走。


 

日章旗のポールの先端に。


 

少し遅れて出港した僚船。


 

流氷観光を終え、地元の人のお奨め喫茶店へ。

 

古き良き時代の風情。
どこか懐かしさも感じる。

 

この店のお奨め、 「フランスあんぱんのバター焼き」
なかなか美味しかった。

 

コーヒーは香りが良く、美味しかった。

 

 

網走監獄

 

十数年前に訪れているが、雪景色の網走監獄はひと味違うだろうと考え再訪した。

 

昔のまま移築された監獄。

 

人形による入浴風景、妙にリアルである。

 

雪深い風景は、過酷さを引き立たせる。

 

 

宿付近の雪景色

 

宿の駐車場からの眺め


 

白樺の木立の向こうに沈む夕日


 

夕闇せまるレストラン棟


 

巨大な「氷柱」

 

平成22年2月中旬訪問

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートの予約の際の参考に