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憧れの旅館・ホテル

百名伽藍

 

本道から離れて狭い道を走ると某著名演出家の居宅があるが、この宿は、その隣に位置する。

 

ここが正門。
道路側のこの階は、海側から見ると三階である。
タクシーが着くとスタッフが迎えに出て、フロントまで案内してくれた。

 

海側から見た、宿の全景。
三階から上が、はっきりと写っている。右端が我々の泊った402号室。
写真は宿のHPから拝借。

 

レセプションホール

 

レセプションデスク

 

好きな席を選び、そこでチェックインの手続をおこなう。
我々は眺めの良いベランダの席を選んだ。
ここは三階。

 

ハイビスカスとシークァーサーのジュース。

 

一服すると、部屋へ案内してくれた。
素敵な雰囲気の廊下。

 

エレベーターホール

 

螺旋階段と言っても良いか、これも素敵な雰囲気。

 

部屋は四階、402号室。
標準的なカテゴリーの中では、最も眺めの良い部屋とのこと。

 

部屋のエントランスホール(と言っても差し支えないかもしれない)

 

ここで靴を脱ぐ。
揃えてあるのは、館内履き。
正面は部屋へ、右手はトイレへ。

 

トイレは広々としている。

 

正面奥左手がエントランス。
クローゼット・お茶セット・ライティングデスクが並ぶ。
右端の引き戸は、バスルームへ。

 

クローゼットの中。
白がパジャマ、黒が館内着。

 

館内着は作務衣。

 

お茶セットは簡単なもの。

 

冷蔵庫の中身。
水だけは無料。

 

奥がベッドスペース、手前がリビングスペース。

 

テーブルの上には、沖縄名物「ちんすこう」
美味しかったので、お土産用としてショップで買い求めた。

 

セミダブルサイズのハリウッドツイン

 

リビングスペース
右端は大型の壁掛けテレビ。
ガラス戸の向こうは眺めの良いベランダ。

ガラス戸の向こうには、狭いながらも、もうひとつベランダがある。

 

そこからの眺め

 

ソファーの後ろは洗面所

 

洗面台は、ダブルベイシン

 

アメニティグッズは、なかなかのもの。

 

香りも、まずまず。
使い心地は良かった。

 

洗い場付きのバスルーム。
バスチェアとウオッシュボールは嬉しい。

 

バスタバはゆったりとした大きさ。
眺めも素晴らしい。

 

ベランダには三点セット

 

太平洋を臨む。
梅雨に入ってしまって残念であった。青空なら、さぞかし素晴らしい眺めだと思う。
波に浸食された奇岩が面白い。

 

とても澄んでいる海

 

遠くに見える半島は、「摩文仁の丘」。
その手前は、「奥武島」。某有名ゴルファーの保養所がある。

 

バスルームと、向こうに小さく見えるのは「新原ビーチ」。

 

眼下に見える波打ち際。
満潮の時間である。

 

干潮時には陸地伝いに、かなり沖まで行くことができる。
右端に小さくカップルが見える。

 

灯は奥武島か。

 

五階には「方丈庵」と名付けた貸切の小部屋が六室連なり、それぞれ海に面した無料の露天風呂が設けられている。
これは「利休庵」という名の部屋。小さめの入り口は、「にじり口」の雰囲気。

 

脱衣所は畳敷き。
右端は、バスローブやタオル類。

 

眺めを楽しむことができる

 

残念ながら、温泉ではない。

 

ボディソープやシャンプーも置いてあった。

 

露天風呂から帰って夕食までの時間、部屋のベランダでビールを飲みながら過ごした。
オリオンビールは苦味が強かった。

 

(夕食)

食事処は二か所ある。

 

席からの眺め

 

 

泡盛
龍泉限定十二年古酒「巳」
癖のない、上品な味であった。

 

相方は「長兵衛・大吟醸」

 

「豆腐よう」は、かなり発酵が強く、チーズのような味わい。

 

「煮こごり」の一種

 

沖縄の食材は、説明してもらっても、なかなか覚えられない。
味は面白かった。

 

造りは、美味しかった。

 

殻を裏返すと、身が詰まっていた。

 

豆乳のポタージュ、といった感じ。

 

ドラゴンフルーツのソースは酸味が強い。

 

あっさりとした肉は好み。

 

いろんな塩が楽しめる。

 

沖縄産赤米の御飯。
伊豆の黒米に食感は似ている。

 

中味汁
中味とは豚の内蔵。
内蔵臭さは除かれているが、美味しいものとは言えない。
出汁としては面白いが。

 

海ぶどうの食感はとても良い。

 

青パパイヤは果物でなく野菜。
沖縄のあちこちで漬物として出てきた。
シャリシャリとした食感は、なかなかのもの。

 

デザートはグランデセールの形。

 

私が選んだのは、黒糖ブリュレ・マカロン・ちんすこうのアイスクリーム。
どれも、まずまずの味

 

スティックシュガーとポーションクリームは、如何なものか。
格調が落ちてしまう。

沖縄の郷土料理を工夫凝らして高級料理にしようと頑張っていることは充分伺える。
しかし、如何せん味の深みに欠けることは否めない。
一度食べたら、興味を失う恐れを感じる。
日本料理に沖縄の食材を工夫する方が、料理に楽しみが増すと思うのだが。

 

(寝具)

ワッフル地のパジャマは、着心地が良かった。

 

ベッドマットはシモンズ。
独特の微妙な柔らかさであった。
リネン類の肌触りは普通。

 

(朝食)

右手前が、夕食の食事処。
左端が、朝食の食事処。

 

夕食の食事処より小振りな部屋である。

 

沖縄人参・オレンジ・リンゴのジュース。
朝は、こういう爽やかなものが良いと思う。
右は玄米茶。

 

どれも優しい味付けで、とても美味しかった。
夕食よりも満足度が高かった。

 

ぼろぼろジューシー(沖縄の炊き込みご飯雑炊)も、リクエストできる
なかなか美味しかった。

 

甘さは普通

 

ヨーグルト
上に乗っているのは、たんかんのマーマレード。

 

コーヒーの味を検討して欲しい。

 

(その他の施設)

バーも併設されているが、利用者は、いなかった。

 

食事処の一角に、ショップ。

 

ライブラリー

 

一階は、琉球の歴史ギャラリーになっている。

 

廊下の壁一面に、琉球の歴史画。
一大コレクションだと思う。

 

 

一階と道路の間の中庭に、釈迦三尊像。

 

一見本物に見えるが、複製とのこと。
それにしても、拘りを感じる。

 

(感想)

素晴らしい立地で、オーシャンビューが素晴らしい。
建物は、センス溢れた造りで気分が良い。
接客もフレンドリーで素晴らしい。

リピートするには料理が単調。しかし努力は充分伺える
料理にもうひと工夫あれば、素晴らしい宿になるのだが。

 

平成26年5月上旬訪問

百名伽藍の予約の際の参考に