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憧れの旅館・ホテル

ハイアットリージェンシー京都

 

京都駅からタクシーで5分もかからない。三十三間堂の隣にある。


ホテルに着くと女性スタッフが駆けつけ「御名前様をいただけますか?」 う〜ん、日本語教育をしっかりやってもらいたい。馬鹿丁寧な日本語は知性を疑う。
簡素でシンプルなフロントでチェックインを済ませ、ベルガールに部屋まで案内してもらう。ベルガールはどうも苦手だ、荷物を持たせるわけにはいかない。

 

 

部屋はデラックスツインで35u程度の普通の広さ。フロント・ロビーも含め、いたってシンプルな造りである。
豪華さといったことには程遠いが、これはこれで無駄なく、なかなか機能的にできていると思う。

  


窓からの眺めはまったく駄目。
部屋によっては日本式庭園の眺めを楽しめそうであるが、この部屋は建物の端に位置し、目の前は土手であった。

冷蔵庫やミニバーは素っ気なく存在していた。

  

 

(バスルーム)

水周りは、ここを選んだ最大の理由なのであるが、独立した個室トイレ、洗い場付のバスルーム、洗面台からなる。
バスタブはやや深めで広さもまずまずであり、和風の湯浴みの雰囲気で浸かっていることができる。

  

 

洗い場には椅子も備え付けられてある。
アメニティグッズは引き出しの中にすっきりとまとめられている。とても使い勝手が良い。

  

(寝具)

なかなか寝心地の良いマットであった。シモンズであった。
リネン類の肌触りもとても良く熟睡できた。超長綿の肌触りは幸せな気持ちにしてくれる。寝巻きは、紐付きの浴衣であった。

(朝食)

洋の「ザ・グリル」、和の「東山」がある。
ザ・グリルはビュッフェスタイルの朝食であった。
コンチネンタルも可能であったがよく聞くと、ビュッフェの中から持ってきてくれるだけで、作りたてを持ってくるのではないとのこと。
それは馬鹿らしい、しかたなく自分で選びにいった。当然、騒がしい、落ち着かない朝食であった。味のほうは、ビュッフェとしてはまずまずであった。

外国人(欧米人?)が多かったのは、さすが京都か。

 

(感想)

豪華さといった面はまったく感じないホテルでした。しかしシンプルな造りのなかに機能面では充分満足でき、利用しやすいホテルだと思いました。
使い勝手の良いバスルーム、寝心地の良いベッド、機能的なホテルとすればビュッフェスタイルの朝食もありでしょう。
味もまずまずなので、単に宿泊に利用するにはとても良いホテルだと思います。

しかし、ホテルの装備からして宿泊料が高すぎるのではないでしょうか。やはり、京都ですね。

 

(夕食)

紅葉狩りと並んで今回の目的のひとつである。吉兆嵐山本店へ行った。
テレビの特集番組で料理長がワインを使ったソースに挑戦していた。前回と味が変わっているか興味があった。

 

  

  

  

  

  

  


結論から言うと、味は同じであった。京料理としてはメリハリの利いた、はっきりとした味付けであると思う。
しかし、隠し味として「ライム」・「にんにく」・「バジル」・「コアントロー」を使ってあった。和の基本をくずさず、上手に生かしていたと思う。
感心するのは、ぽん酢や土佐酢の味が抜群に美味しいことである。料理本体の素材が良いのは勿論のことだが、料理の品々から一歩引きながらそれでいてしっかり主張している。本当に「残らず、すすってしまう」のである。
最近、大トロは生より炙りのほうが好みになってきた。「とろたたき」と「にんにくチップス」との相性は抜群であった。
茹ずわい蟹、お好みでさらに炭火焼にできる。香りが増す。
吉兆十八番の芸術的八寸、どの品もすばらしかった。
その他真名鰹、湯葉蒸し、河豚雑炊、味にばらつきはなかった。
果物ももちろん極上の味。美味しい果物は幸福感を増す。

最後の栗ぜんざい、今までこの手のものを残してばかりいた相方は美味しいと完食していた。
器も素晴らしい物で、ただただ見惚れていた。
写真は「コンデジ・ストロボなし」なので、美味しさを再現できないのが残念である。高感度のコンデジを使っても、「外部ストロボ・デジイチマクロレンズ」には到底及ばない。
東京の吉兆西洋銀座店の味とはまったく違う。支店仕様ゆえなのか、それとも味が関東風なのか・・・
来年、我が居住地に支店を出すそうである。支店仕様との差を体験できるかもしれない。

 

(紅葉狩り)

当初から色づくには少し早いと思っていたが、10月の異常な暖かさで、さらに遅れてしまった。
嵐山での夕食前、時間があったので宝厳院に立ち寄った。ライトアップが始まったばかりであったが、紅葉はまだまだであった。

 

翌日、嵯峨嵐山駅前でレンタサイクルを借り、あちこちの名所を駆け巡った。

 

大好きな天竜寺、紅葉は始まったばかりであった。

 

 

常寂光寺、多宝塔のあたりがわずかに色づいているものの、まだまだ緑のトンネルであった。

 

 

祇王寺、萱葺きの庵のあたりはまだまだ緑の景色。色づくのはいつのことだろうか。

 

大覚寺、ここもまだまだであった。あまり紅葉の気配を感じない寺であった。

 

吉兆の正門が一番の紅葉?


 

2006年11月12日訪問

 

ハイアットリージェンシー京都 の予約の際の参考に