made by Abitaro                           back to toppage

Wellcome to My Homepage!!

憧れの旅館・ホテル

亀や HOURAI

 

さて、湯の浜温泉二泊目は「亀や HOURAI 」。
「亀や」の中の特別フロアである。

 

歴史を感じる看板。

 

 

ここも大型温泉旅館の雰囲気が満ち溢れている。

 

 

 

「HOURAI」は、他のフロアと違い、11階のラウンジでチェックインを行う。

 

 

夜はバーコーナーになる。
ドリンクは無料。

 

PCは Mac 。
使い方が良く判らず。

 

海の見える席が気持ち良い。

ここで一服。

 

部屋は、1110号室。

 

ここで靴を脱ぐ。
右手に見えるは副和室と、その向こうの主和室。

 

奥はトイレ。二か所ある。

 

リビングルーム
正面は水屋と冷蔵庫。

 

冷蔵庫の中。
冷蔵庫の中のドリンクや、この階のラウンジでの飲み物も、すべて無料とのこと。

 

お茶セット

 

お茶菓子も

 

リビングルームからの眺め。

 

 

右奥は副和室、左奥は主和室。

 

副和室の押し入れ。

 

浴衣もバスタオルも各自1セットしかなかった。
もう1セット、リクエストした。

 

主和室から副和室を見る。

 

これだけの部屋があるのにテレビは1台だけ。

 

 

窓際には堀炬燵仕様。

 

部屋からの眺め。
湯の浜温泉で最も端っこにある。

 

 

右奥に前日泊った「遊水亭いさごや」の建物が見える。
薄緑の屋根の上から頭を出している茶色の三角屋根の建物がそうである。

 

洗面所。

 

お持ち帰り用の小物入れ袋。

 

内風呂
露天風呂ともども、温泉である。
右側にあるのが、温泉・湯・水のコック。

 

戸の向こうは部屋露天風呂。

 

内風呂からの眺め。

 

1人がやっとの広さ。

 

 

( 大浴場 )

大浴場からの眺めは良くない。

 

なぜか落ち着かない大浴場。

 

木の香も新しく、清潔感溢れた気持ちの良い浴槽。

 

取って付けたような庭で、侘びしさが漂う。

 

露天風呂も雰囲気が良いとは言えない。

 

部屋に戻って、湯上がりのビール。
「 HERTLAND ビール」、なかなか美味しいビールであった。

 

(夕食)

献立を見て、おっと思った。
温泉旅館ではなく、料亭のような献立ではないか。
少しばかり期待した。

 

山菜系の天麩羅は大好物。

 

出汁は品が良くてまずまずであったが、鯛帆立真丈がやたら塩辛かった。

 

ソイ・鮪・鯛・甘海老・烏賊
昨夜の「いさごや」と同じように、新鮮だとは思うがプリプリ感は無かった。

 

のどぐろを味噌粕漬けにするのはもったいない。
昨夜の塩焼きのほうが美味しかった。
卵の黄身のように見えるのは、あんず寄せ。

 

懐石風にここで八寸を出すのは、自信があるのかと期待。
手はかかっていると充分感じるが、感激は無かった。
腹が減っている最初に出てくれば感激もあったかもしれないが・・・
今更ながら八泉の八寸の凄さを感じた。

 

すっぽんの茶碗蒸し。
やたら味が濃かった。
先日の「いさごや」といい、ここといい、後からやたら喉が渇いて困った。

 

孟宗汁はこちらの方が品が良くて美味しい。
留椀は味噌汁が良い。

 

ブラマンジェ、「あさば」のそれとは天と地の開きが。
さすが山形、果物は美味しかった。

 

一息ついた後、ラウンジに移ってコーヒータイム。
まずまずの味。

 

(寝具)

 

マットを二枚敷くと、「あさば」や「かわせみ」並になるのだが。

 

(朝食)

昔ながらの建物、竜宮殿にダイニングがある。

 

本館の5階から渡り廊下風の通路。

 

 

オレンジジュースは美味しくなかった。

 

紙包みの中は納豆。
こういう朝食もあっさりとして好み。

 

お粥は選択。

 

味噌汁の味は普通。

 

ラウンジに移って食後のコーヒー。

 

 

(感想)

「遊水亭いさごや」も「亀や HOURAI 」も昔ながらの大型温泉旅館が、個人客をターゲットにした特別フロアを創ったものである。
両者ともに言えることは、ハードだけ立派なものを造っても接遇を高めても、それだけでは駄目だということ。
客のニーズがどこにあるか、より深く考えなければならないと思う。
煎餅蒲団・一枚しかない浴衣・大浴場にも持参しなければならないのに一枚しかないバスタオルやフェイスタオル。これくらいのことはコストをかけずに改善できると思うのだが。
「亀や HOURAI 」、料理は頑張っていると思う。
しかし、「仏造って、魂入れず」の宿が、まだまだある。

 

平成24年5月初旬訪問

亀やの予約の際の参考に