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憧れの旅館・ホテル

日光金谷ホテル

 

ホテルへは幹線道路から急な坂を登っていく。
ホテル専用シャトルバスも喘ぎあえぎ登っていた。

 

写真で感じるよりも急な坂である。
10 時に中禅寺金谷ホテルを出発したが、日光金谷ホテルに着いたのは 12 時であった。

 

フロントに荷物を預け、ラウンジ「メイプルリーフ」で昼食を摂った。

 

頼んだのは「百年カレー」セットである。
肉は、ビーフ・鴨・チキンから選べる。ビーフを頼んだ。優しくあっさりとした味であった。チキンのほうが合うのかもしれない。
ラッキョウが殊のほか美味しかった。

コーヒーの味は、中禅寺金谷よりも不味く不満が残った。

 

昼食後、日光山見物に出かけた。
ホテル前のロータリーは砂利道で、雨天時は困るのではないか。
夕方に戻ってきてチェックインを済まし、部屋へ案内された。

別館は本館から一旦出た建物である。

 

庭園から見た別館。左上の部屋が 3 階の 122 号室。

古色蒼然とした玄関。

 

年代を感じさせる廊下、階段。エレベーターは無い。

 

 

部屋へ入ると、まず開放感を感じた。二面採光の開放感が素晴しい。
部屋自体には、取り立てて魅力を感じることはなかった。

 

小部屋風に見えるのはクローゼット。

 

部屋の片隅にはライティングデスクがあり、小型の薄型テレビが置かれていた。
なぜか、ここに僅かなアメニティグッズが置かれていた。
冷蔵庫の中身は中禅寺金谷と同じであった。

 

窓からの眺めは素晴しい。
北向きの窓からは、大谷川・日光街道・日光山の森、そしてはるか向こうの山々まで見渡すことができる。

 

西向きの窓からは、ホテルの本館・新館、そして庭園が一望できる。

 

バスルームは旧態依然とした設備である。

 

洗面台にはアメニティグッズを置く余裕がなく、部屋に置かれている訳がわかった。
トイレは脱臭装置付きシャワートイレであったことが不幸中の幸い。

 

(夕食)

メインダイニングルームである。
数々の雑誌を飾っているメインダインニングであるが、思ったほど雰囲気は良くなかった。

客層もばらばらで、ドレスコードもへったくれもないという雰囲気であった。

日光という大看板のもと、団体様御用達を避けられないのかもしれない。


 

予定どおりの「日光虹鱒のソテー金谷風」である。
オニオングラタンスープはどこか懐かしい味。古き良き時代の味なのであろうか。
虹鱒のソテーも、ここでしか味わえないという特徴的な味であった。

デザートはいかがなものであろうか。子供用のデザートとしか思えない味であった。

 

 

 

 

 

 

 

(バー・デイサイト)

この写真は、クローズされている時にドア越しに撮ったものである。
実際はものすごく暗い照明で、写真を撮れる状態ではなかった。雰囲気はなかなか良く、多くの客で賑わっていた。

 

(寝具)

マットも浴衣も中禅寺金谷と同じ。

 

面白かったのは、カーテンの代わりのガラス障子。独特の雰囲気を醸し出していた。

 

(朝食)

メインダイニングの窓際にコーナーが設けられてある。 とても眺めの良い席である。しかし満席となると中の席になる。
全体的にスタッフの応対は良かったが、ごく一部に仕事を間違えているのでは?と思えるような仏頂面のスタッフがいたことは不愉快であった。

 

フライドエッグの味は普通。ベーコンは美味しかった。

 

パンケーキに差し替えたのだが、出てきたのはクレープ風であった。
しかし、メープルシロップで食べたらとても美味しかった。

 

 

 

古き良き時代のホテルの面影を随所に見ることができる。
表玄関の回転式ドア。朝から夕方まではスタッフがつきっきりでドアを回している。

 

味のあるフロント。

 

重厚なロビー。煙草臭いのが難点。 こういう場所は禁煙にして欲しいものだ。

 

階段や廊下にも風情を感じる。

 

 

このような細工は、もう出会うことはないであろう。

 

帰りは東武鉄道を使った。
東武日光駅から下今市駅まで乗り継ぎ電車で。

下今市駅で、特急スペーシアに乗り換えた。

 

東武日光駅で買い求めた駅弁である。 なかなか美味しかった。

 

 

2008年11月初旬宿泊

日光金谷ホテル の予約の際の参考に