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憧れの旅館・ホテル

つたや季の宿 風里

 

若かりし頃、家族で時々日帰りで訪れた「きそふくしまスキー場」、そのすぐ向こうの長いトンネルを越えると、そこは高原であった。
路肩に咲くコスモスが美しい。

 

ナビどおりに走ると、道なき道に案内された。
今来た道を戻り、結局、ここから横道に入った。

車寄せに着くと、男性スタッフが待ち構えていた。

 

正面玄関

 

雪国のように二重の入り口となっている。

 

http://www.kiso-kazari.com/img_guestroom/5/sisetsumap1.png

 

ラウンジ「最暖」
ここでチェックインの手続きをおこなう。

 

蕎麦茶とクマ笹羊羹

 

正面左がフロント、その右にショップ。

 

エレベーターもあるのだが、この階段の雰囲気が良いので常にこれを使った。

 

部屋まで、結構遠い。

 

途中には、こういうスペースも。

 

部屋は、一番端の218号室「十二単」。

http://www.kiso-kazari.com/img_guestroom/1/roommap2_l.png

正面奥が、入り口のドア。

 

ここで靴を脱ぐ。
左手に洗面所、右手は主和室。
真ん中は、冷蔵庫。

 

右手は、副和室。

 

主和室の床の間

 

左端はクローゼット、縁側と称される部屋の右にはは副和室。

 

クローゼットの中にはバスローブ・館内着の作務衣や浴衣が用意されていた。
またバスタオルが4枚、フェイスタオルが2枚、歯磨きセットが入った小袋もあった。
大浴場にはタオル類が無く、部屋から持参とのこと。

 

縁側の椅子は、ロッキングチェア。

 

副和室は、ほとんど使うことが無かった。

 

主和室
ガラス戸の向こうにはベランダ。

 

ベランダには部屋露天風呂。

 

残念ながら温泉ではなく、沸かし湯。

 

ベランダからの眺め
これらは自家菜園である。

 

木立の合い間に見える御嶽山。

 

菜園側から見た宿
左端が宿泊した218号室。その1階はダイニング。

 

洗面所は、いたってシンプル。
バスルームはユニットバス。使うことは無かった。

 

ユニットバスの右側はトイレ

 

お茶セットと冷蔵庫

 

煎餅類のお菓子もあった。

 

冷蔵庫の中は、木曽の冷水のみ。
飲み物は階段傍の自販機で購入する。

 

(大浴場)

 

長い渡り廊下である。
宿泊した部屋が反対側の端っこだったので、余計に長く感じた。

 

湯上がりの休憩場所。

 

湯上がり用の冷水

 


脱衣室にフェイスタオルやバスタオルは置いていない。

 

浴槽に浮かんでいるのは,木曽ヒノキ玉

 

 

手前はジャグジー
冷泉を加温したものであるが、なかなか気持ち良かった。
ガラス戸の向こうに見えるのは、露天風呂。

 

露天風呂は大小二つ

 

洗い場は、セパレート

 

(夕食)

フロントの横から、お食事処「味香房季楽々」へ。

 

 

 

 

席に案内されると、前菜が用意されてあった。
これは二人分。

 

野菜オンパレード。
自家菜園の物だけではなく、長野県産のものもあり。

 

自家製柚子酒は甘かった。

 

野菜中心ということで、白ワインもありかなと思い、オリジナルのワインを注文。

 

味の方は評価無し。

 

鰹と昆布のバランスが取れた出汁だと思うが、鰹にややエグミを感じたのが残念。

 

蒸し地鳥は、なかなか美味しかった。
信州サーモンはイマイチ。場所によって味が違うものだ。

 

米こうじ仕立て青唐辛子味噌
野菜スティックをこれで食べる。とても美味しかった。

 

料理人が目の前で揚げてくれる。


魚はイサキ、味はイマイチ。

ベビーコーンは美味しかった。

 

野菜の冷製仕立て、とうもろこし餡
これも、なかなか美味しかった。

 

モモ肉だと思うが、とても柔らかい肉であった。

 

鋤を形どった鉄板で焼く、すきやき。
これも演出か。

 

食べやすい、オーソドックスな味。

 

林檎の中味をくり抜いたものである。
味は普通。

 

(寝具)

夕食後、部屋に戻ると蒲団が敷かれてあった。

 

煎餅蒲団で寝心地が良くない。

 

押し入れからマットを引っ張り出して二枚重ねにした。
少し柔らかすぎたが、まずまずの寝心地になった。

 

(朝食)

夕食と同じ場所で食べる。
テーブルまで持ってきてくれる料理と、ビュッフェスタイルのものとがある。
これらは最初に持ってきてくれる。魚は、鮎の一夜干し。

 

温かい蕎麦
まさに信州蕎麦の味。

 

夕食時のように目の前で調理してくれる。
熱々の出汁巻き。これで二人前。

 

パンも持ってきてくれる。
なかなか美味しいパンであった。

 

自家製ブルーベリージャムと開田産バター。

 

コーヒーと牛乳は、とても美味しかった。

 

フルーツポンチもある。

 

和食の惣菜の種類は豊富。

和食・洋食、混合であったために量が多すぎた。
和か洋の選択でも良いのではないか。
コーヒー・パン・フルーツが美味しいので、洋食のセットを作れば受けると思うのだが。
客の要望に応じて、出汁巻きでなくオムレツを作り、地元のソーセージなどを添えれば素晴らしい洋朝食になると思う。

 

(感想)

野菜好きにとっては、楽しい宿だと思う。
スタッフは男性ばかりであったが、皆、ホスピタリティに溢れており、なんら不満は感じなかった。
部屋の露天風呂は温泉でなく、使わない部屋もあった。
二人なら、特別室にする価値は無いと思う。

平成26年7月下旬訪問

 

つたや季の宿 風里 の予約の際の参考に