made by Abitaro                           back to toppage

Wellcome to My Homepage!!

憧れの旅館・ホテル

壷中天

 

名古屋の某有名ブログのフランス料理部門で、ランキングNo.1のお店である。

知らなければ見過ごしてしまうような入り口であった。

 

ドアを開けると、驚いたことに狭い階段を降りていくようになっていた。
ダイニングルームや調理場は地下にあるということになる。

 

コースは、おまかせ。飲み物も、おまかせ。

食前酒は、ブルゴーニュのバン・ムスー。
可もなし不可もなしというところ。

 

(パン)

特徴の無い味である。特に、冷めたら食べる気はしなかった。
パンの美味しさは重要なポイントだと思うのだが。
無塩バターに、塩が添えられてあった。

 

(アミューズ)

豚肉のソーセージ、りんごのピューレ。
シナモンの味が効いていた。腸詰の味もかすかに。

 

(前菜)

オマール海老、雲丹、コンソメジュレ。カリフラワーのソース。
あっさりとした味で、とても食べやすい。

 

白ワインはブルゴーニュ・マコン。
少し酸味の効いた口当たりの軽いワイン。

 

(魚)

三河湾のあさり、帆立ムース。
あっさりとした味で、これも食べやすい。

 

赤ワインはボルドー・サンテミリオン。
エグみも無く、まろやかな口当たりであった。

 

(肉)

子羊の肉、ソテー
臭みも無く、とても食べやすい味であった。

 

(デザート)

マスカルポーネのアイスクリーム。
腑抜けた味であった。

 

エスプレッソは、薄く、あっさりめ。

 

全体的にとても食べやすく、とにかく万人受けする味だと思う。
気楽に行くお店としては、格好の場所かもしれない。
残念だったのは、子羊の苦手なメンバーに出た牛肉やアイスクリームに、羊の脂の匂いが染み付いていたことである。

 

2009年7月初旬訪問