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憧れの旅館・ホテル
万平ホテル
1〜2年に一度は公共交通機関のトラブルにみまわれる。大雨による東海道線での立ち往生と伊東線での落雷というダブルトラブルによるストップ、ポイントの故障による伊豆箱根急行でのストップ、強風による北陸線のストップ、そして今回は新幹線掛川駅での不審者の線路内立ち入り。まさに各種取り揃えているといった感じである。
そのために東京から軽井沢への長野新幹線の予約していた列車に乗ることができなかった。
予定より一時間遅れで軽井沢に着いた。この日の予定も見直しである。
軽井沢駅からタクシーで10分もかからずにホテルに着いた。
まさにクラシックホテルの雰囲気のフロント。
ロビーもクラシカルである。
泊ったのは、ウスイ館。
クラシックホテルの雰囲気を味わうならアルプス館が良いのであろうが、インターネットを使えるということ、水回りが新しいということでウスイ館を選んだ。
チェックインを済まし、部屋へ案内される。
ステンドグラスの中はメインダイニング。
通路の右手には、売店。
フロントからウスイ館まで、かなり遠い。この距離は宿泊中、結構鬱陶しかった。
エレベーターで一階上がってアタゴ館。アタゴ館の廊下の雰囲気はガラッと変わる。
アタゴ館を通り過ぎて、さらにエレベーターを一階上がる。
そしてウスイ館の二階の部屋にたどりつくのである。
これは昔ながらのアルプス館の廊下。
2001年に全面改装されたウスイ館は、アルプス館に似せている。
部屋は46uある。
ベッドはセミダブルサイズ。
広々とした感じがとても良い。
椅子はクラシックな一人掛けが二脚。
PC接続ができるライティングデスク。
その後ろにはCDコンポ。
ヒーリング系のCDが二枚置いてあった。
大型の薄型テレビの下には冷蔵庫。
お茶セット。
窓からの眺めは、裏庭へ抜ける小道と。雑木林
ファミリーコテージと、左隅にテニスコートが見える。
水回りは、とても使い勝手が良い。
アメニティはモルトン・ブラウン。
香りが少しばかり強い。
パイプのタオル掛けが便利。
右手のスモークガラスの奥はトイレ。
アバスタブは大きめで心地良い。
バスタブの右手真ん中に仕切りのガラス戸があり、洗い場兼シャワーブースとなっている。
とても上手く設計したと思う。
使い心地の良いバスルームであった。
少し柔らかな感じがあるが、とても寝心地の良いマット。
メーカーがわからなかったが、最後にマットをひっくり返したらシモンズであった。
リネンの肌触りが良くないので、少しばかり残念であった。
着心地の良いパジャマ。
(食事)
「カフェテラス」・「たん熊北店・熊魚庵(夕食・朝食)」・「メインダイニング(夕食・朝食)」・ 「ザ・バー」は、あびたろうの食べある記を参照してください。
(感想)
スタッフの応対もフレンドリーでアットホーム。
若いスタッフは二日目にはすっかり顔を覚えてくれ、気分の良い応対であった。
その一方で、最後まで初対面のような挨拶をする中年以上のスタッフがいた。
宿泊者以外に多くの観光客で賑わうこのホテル、記憶力の衰えは他人事とは思えなかった。
それにつけても居心地の良いホテルであった。
帰りに軽井沢駅で買った駅弁「峠の釜飯」。
私の好みでは、塩尻のものに軍配。
平成23年5月初旬訪問