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憧れの旅館・ホテル

界 松本

 

6月は公私ともに多忙なスケジュールが予想されていたので、その直後に近場で息抜きのできる温泉を探した。
そこで浮上したのが「界 松本」である。
JR松本駅からタクシーで15分そこそこという距離が決め手になった。

この特徴ある建物は、かつて「貴祥庵」として名を馳せていたものである。
正面の木立の右側の黒い部分が入り口。

 

アプローチが長い。

 

このドアを入ると。

 

とても個性的なホール、ドーム状のロビーラウンジである。
二階正面は売店。

 

お抹茶かスパークリングワインの選択。
お菓子は、お抹茶用と思われる。
美味しいスパークリングワインとは言えない。

 

チェックインが済むと部屋に案内される。
正面右手のドアが玄関。
その左が宿泊棟への通路。

 

 

アーティスティックな雰囲気の廊下。

 

部屋は三階。
エレベーターを降りた所からの眺め。

 

部屋のキーには貴祥庵のネームが付いたまま。

 

ここで靴を脱ぐ。
左端は水屋。

 

水屋には冷蔵庫。

 

冷蔵庫の中身。

 

玄関から部屋を臨む。
右手はトイレへの入り口。トイレは二か所ある。
写真左側から部屋風呂へ。

 

 

和室。
右端に見えるのは水屋の冷蔵庫。
正面押し入れの左の観音扉はクロゼット。

 

左端に薄型のテレビ、御簾の向こうは部屋露天風呂、右手には広縁。

 

クローゼットの内部。

 

館内用の浴衣・寝巻用の浴衣がそれぞれ一枚。
右端にあるのは大浴場用のフェイスタオル。
大浴場へはフェイスタオルのみ持参とのこと。

 

広縁には三点セット、と三面鏡。
ガラス戸の外にはテラス。

 

庭の眺め。

 

洗面所はダブルシンク。

 

アメニティグッズは標準的。

 

包んであるのは風呂敷としてお土産になっている。

 

洗面所の向こうにシャワールーム。

 

ガラス戸の外に部屋露天風呂。
温泉である。
大人二人がゆったりと入ることができる広さ。

 

庭側から見たテラスと部屋。
木立の向こうに部屋露天風呂がある。

 

庭側から見た部屋露天風呂。
ガラス戸の向こうがシャワ−ルーム。

 

(大浴場)

「湯殿祥雲」と「湯殿貴天」と二か所あり時間で交代となる。

 

右と左にそれぞれ入り口が。

 

「湯殿祥雲」
パウダーコーナー

 

お休み処には立派なマッサージチェアがある。

 

大風呂と右手には寝湯。

 

寝湯とガラス戸の向こうに露天風呂。

 

露天風呂は素っ気ない。

 

「湯殿貴天」
パウダーコーナーはこちらの方がシンプル。
バスタオルは、どちらも豊富に置いてある。

 

こちらのお休み処、マッサージチェアは一台。

 

風呂は、こちらのほうがバラエティに富んでいて面白い。
手前は檜の大風呂、向こうに寝湯。一番奥は洗い場。

 

大風呂の左手のガラス戸の向こうには露天風呂。
壁の向こうはサウナ。

 

露天風呂は二つ。
ここは石造り。

 

露天樽風呂。
すべてに入るのは大変である。

 

(夕食)

食事処「四季」

通路の左側にコの字に個室が並ぶ。

 

われわれの個室は椅子席であった。

 

個室からの眺め。
水盤の向こう側は、ロビーラウンジ。
水盤の左右は、コの字に並ぶ他の個室。

 

 

 

地元松本の地酒、大吟醸「女鳥羽の泉」。
やや辛口で少し酒臭かった。

 

諏訪の地酒、大吟醸「桜楓」。
辛口で、すっきりとしている。

 

三種
蕎麦巻きの上に左から、馬刺し・サーモン・信濃雪鱒が乗っている。
器に入っているのが蕎麦つゆ。
その下は食前酒(冷酒)。

 

八寸
合鴨ロースは美味しくなかったが、苦瓜は美味しく調理してあった。
それ以外は、可もなし不可も無し。
川海老の下に丸十のあられ揚げが隠れている。

 

椀物
完全な鰹出汁。それに汁も少ない。
トマトの葛もちは、けったいな味であった。

 

御造り
鯛・カンパチ・のどぐろ・雲丹
山国としては、まあまあの刺身であったが、歯応えは無かった。
雲丹は、いただけなかった。

 

揚物
トマトの揚げ出しとはユニークな発想。
くどくないところは良い。

 

蓋物
やたら塩辛かった。

 

肉に合わせて赤ワイン。
イヅツ ゴールドメルロー、塩尻のワインである。
すっきりとして飲みやすい。

 

肉料理は選択。
相方が選んだ鉄板焼き。

 

左から、もも・フィレ・ロース。

 

左から、りんごダレ・しょうゆの実・ポン酢と山葵の煮凝り。

 

これで焼く。

 

私が選んだヒレ肉のステーキ。

 

ご飯も選択。
私が選んだもの。
香の物や味噌汁は、さすが信州。

 

相方が選んだ信州蕎麦。
一口食べたが、なかなか美味しかった。

 

甘味も選択。
黒蜜のムースと果物のあんみつ仕立て

 

梅酒のフルーツゼリー

 

夕食後はロビーでセルフサービスのコーヒー
ポーションクリーム&スティックシュガーで美味しくない。

 

フルートの演奏があった。
なかなか上手な演奏であった。
ポップスやニューミュージック系の音楽がほとんで、クラシックはあまりなかった。
フルート協奏曲もやってくれたら良かったのだが。

 

ロビーから見た食事処。
個室内が良く見えている。

 

(寝具)

ウレタン系マット。

 

押し入れから予備のマットを出して敷いた。
柔らかすぎになってしまった。

 

(朝食)

夕食と同じ部屋である

 

100%絞りたてのジュース。

 

量はこれで充分。

 

鯵の干物は脂ののりも充分。

 

豆乳豆腐

 

ご飯がすすむ朴葉味噌。

 

 

朝もロビーでコーヒー。
今回はスタッフがいれてくれた。
やはり美味しくない。

 

(感想)

満足はしないが不満も感じない、といったところ。
一定の範囲の客層にターゲットを絞ってサービスを考えているのだろう。
宿泊料金の範囲でコストパフォーマンスを高めるため、グループの強みを最大限生かしていると思う。
そのためか、残念ながら宿の個性が乏しい。
敢えて言えば、ここは料理よりも大浴場の方に楽しみが多いと思う。
部屋風呂は、必要無いかもしれない。
チェックアウトタイムが12時ということも、温泉を楽しむためには嬉しいかぎり。

 

平成24年6月下旬訪問