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憧れの旅館・ホテル

なだ万　名古屋東急ホテル

今夏の北海道シリーズ、札幌パークホテルの「なだ万雅殿」へ行った。その時に期限付き優待券を貰った。いわゆる撒き餌なのだろうが、見事に釣られてしまった。
札幌と名古屋、どう違うか調べてみたいという気持ちもあった。
店は、名古屋東急ホテルの２階にある。

頼んだ酒は、「黒龍大吟醸」と「男山純米吟醸」。
男山の方が辛口であったが、黒龍の方が味わいが澄んでいた。
酒器の容量が１合より少なく感じたのは気のせいか。

選んだコースは、札幌と同じ価格帯のものである。

はっきりとした味付けで、それなりに美味しく感じた。
最初のうちは味の濃さも苦にならない。

雲丹真丈はとても美味しかったが出汁加減がとても塩辛く、飲み干そうとする気持ちはおきなかった。

刺身の味は普通。あしらいは平凡だった。最初、山葵が付いていなかったのが疑問。

野菜餡も柚庵焼も味が濃く、どちらかというと塩辛かった。

美味しくない肉料理は不要。

味ご飯は、とても美味しかった。お代わりをした。
赤出しの味は普通。

果物の味は普通。

一品だけをとってみると、どれもそこそこ美味しい。しかし全体を通しては味が濃すぎる。名古屋風なのだろうか、京料理とは対極にある味付けであった。
食材の素晴らしさも感じなかった。北海道という地がいかに素晴らしい食材に恵まれているか、再認識した。

平成21年10月初旬訪問