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憧れの旅館・ホテル
吉兆名古屋
今回は旅館やホテルではありませんが気分転換の探訪記です。
以前、東京吉兆の西洋店が思いの外期待はずれでしたので、「本店仕様と支店仕様がどれほど違うのか」そういう思いを持って訪れました。
名古屋で最も高層ビルである「ミッドランドスクエア」、その41階に「吉兆名古屋店」があります。
案内された部屋は掘り炬燵式テーブルのある角部屋で北と東に展望が開けています。
北側は名古屋駅、40階建てのルーセントタワー、遠くには飛騨の山々が見渡せます。
東側は、名古屋の繁華街から東山公園が見渡せます。
北東の方角には名古屋城公園がよく見渡せました。いつの日か本丸御殿が完成したあかつきには、より素晴らしい眺めとなることでしょう。
部屋に案内されるとすぐに梅昆布茶がでました。 そして頼んだ飲み物は、吉兆オリジナル冷酒「吉兆貞翁」。吉兆定番ですがとても美味しい酒でした。
向付 :味にほんの少し濁りを感じたのですが。
椀物 :ほんの少し鰹出汁の分量が多いなと感じた味でした。
造里 :辛子醤油・ちり酢・醤油・沖縄の塩、これらの味は抜群です。
亦 :しび鮪叩き・焼霜穴子は本当に美味しかった。
祝い飯:記念日であることを告げておいたらサービスしてくれました。
八寸 :吉兆自慢の八寸、これは本店と違いは感じませんでした。
強肴 :香り高い素晴らしい味でしたが、やや味が濃いように思いました。
焼物 :そろそろ鮎の季節ですが、今ひとつ香りが足りませんでした。
箸休め:美味しいですね
御飯 :花山椒鍋、地鶏のすき焼仕立です、卵は醤油をたらしてそのまま飲みました。
とても美味しい卵でした。地鶏は卵をくぐらせないほうが美味しいと思いました。
デザート:よく吟味された果物です。これも素晴らしかった。
菓子 :蓬柏餅、上品な味ですーっと入っていきました。
最後に塩番茶がでました。あとくちがさっぱりしました。
器も素晴らしい物でした。
食事も佳境にさしかかるころ、窓の外は素晴らしい夜景になっていました。 お城も、テレビ塔も我々の眼を楽しませてくれました。
(感想)
本店の味とあまり遜色ないレベルだと思いました。しかしミッドランドという場所代でしょうか支払った金額も本店に近いものでした。
応対の仲居さんも良く教育されていて心地よいものでしたが、本店の格調の高さや伝統の雰囲気というものでしょうか、「やはり嵐山のほうがいいな」と思いました。
2007年5月中旬訪問