made by Abitaro                           back to toppage

Wellcome to My Homepage!!

憧れの旅館・ホテル

二期倶楽部東館

 

山形新幹線、東北新幹線を乗り継いで那須塩原駅に降りたつとホテルの送迎バスが待ち構えていた。

 

 

  


期待していた新緑にはまだ早かった。花が散り、若芽が出かかったところであった。
30分ばかりで目ざす二期倶楽部東館に着いた。東館の宿泊者から降りる。
本館は少し先であった。レセプションでチェックインを済まし、女性スタッフにパビリオンまで案内された。荷物はすでに運ばれていた。

 

  

 



パビリオンは35、露天風呂付メゾネットスタイルである。一階は暖炉のあるリビング、ダブルシンクの洗面所、仕切られたトイレ、バスルーム、それに露天風呂からなる。

 

 

感心したのは、タオル掛けのパイプが暖房であったこと。

  

  

冷蔵庫の中の飲み物は、ビールを含むソフトドリンクが無料であった。
コーヒーは、豆と手動のコーヒーミルが置いてあった。懐かしかったが、結局一度も使わなかった。

  

テラスの向こうは雑木林

二階はベッドルーム、ベランダがありパビリオン群が見渡せる。

 

 

 

(大浴場)

東館メイン棟には大浴場がある。ハーブのお湯(ローズマリー)の内湯と錆色の温泉の露天風呂。
温泉も錆の匂いが非常に強く、パビリオンの露天風呂のお湯と同じ。
露天からの眺めは雑木林。

  

別の場所に違う源泉の露天風呂があるのだが、パビリオンからかなり遠く、行くことはなかった。地図上では本館からの方が随分近い。

 

(本館)

東館から本館へは三つのルートがある。スタッフは4〜5分と言っていたが、もっとかかった。
表の道路を通る方法、本館のコテージ群やゲストルームの横を通るが味気ない。

  

 


真ん中の、渓流に架かる板の橋を渡る道、これが最も近い。
橋の上から釣りをしていた客がいた。


裏手へ出て、田圃やテニスコートの脇を通り、板を敷き詰めた散策路を通る道、これが最も眺めが良い。
当日は天候に恵まれ、田圃の水面に那須岳や東館が映り、素晴らしい風景であった。

 

  

 

(応対)

きびきびしていて素晴らしいのだが、やや温かみに欠ける気がした。 前日の名月荘のスタッフの心温まる応対に接していたために余計そう感じたのかもしれないが。

 

(夕食)

東館にはガーデンレストランがあるのだが、カジュアルとのことで、落ち着いた雰囲気だという本館のラ・ブリーズを選んだ。


本館レセプションのそばにある雰囲気の良いバーコーナーで軽く食前酒をやり、予約時間になったところでスタッフに案内されて席に着いた。
料理はコースを選んだ。

 

アミューズから、魚・肉の二種類あるオードブルまではとても美味しかった。
メインの魚「白河産紅マス」では少しテンションが下がり、肉「とちぎ産仔牛フィレ肉」では悲しみに変わった。

 


デザートで再び喜びに変わった。
野菜の美味しさは格別であった。現地でホテル自らが栽培したり、契約農家が作った野菜は素晴らしい。あまり手を加えていない料理は本当に美味しかった。

日本の肉は最高に美味しいと思う。そして、ただ焼くだけで、塩やバターで食べるのが最高だと思う。そういう日本人が、やたら手を加えた西洋の肉料理に満足できるのか、疑問に思う此の頃である。
パビリオンに戻ってほどなくすると「お稲荷さん」が届けられた。とても美味しかった。

 

(寝具)

とても気持ちの良いベッド。シモンズであった。

リネン類や同じ素材のパジャマ、とても肌触りの良いものであったが、超長綿の、絹を思わせるような繊細な肌触りとはどこか違っていた。ワッフル地のバスローブの着心地は素晴らしく、同じ素材のバスタオルも使い心地は素晴らしいものであった

 

(朝食)

東館のガーデンレストランで食べた。レセプションの奥にある。 味も素っ気もないデザインの室内であった。


卵料理の選択ができるが、その他はビュッフェスタイルである。黄身の味のとても濃い卵であった。御用卵というらしい。オレンジ色に近い色をしていた。ソーセージやベーコンは滅茶苦茶美味しかった。ベーコンは梅山豚で作っているとのことだった。野菜も美味しい。こういう所の朝食はかなりの確率で美味しいと思う。コーヒーはかなり苦かった。

 

  

  

  

 

(感想)

とてもお洒落なリゾートでした。東京から近い所は洗練されています。 しかしデザインにこだわりすぎたためでもないと思いますが、使い勝手に少し??の所がありました。例えばリビングのソファー、これ自体座り心地は申し分ないのですが、テレビを視る時、角度の点で二人は座れません。したがって一人は別のイスに座るのですが、これが座り心地が悪い。借りてきたDVDを視てる間苦痛でした。
レセプションのソファーも落ち着かない。チェックインやチェックアウト、ソファーに座っておこなうのですが、待っている間、尻の居心地が良くありませんでした。名旅館の中には、見かけよりも使い心地を優先している所もあります。客にとっては、そういう方が満足感は高いのではと思います。
それから、各パビリオン、中にはプライバシーが充分保たれていないものもあるようです。中庭を歩いている時、リビングで寛いでいる客が丸見えのところもありました。

2007年4月末訪問

二期倶楽部 の予約の際の参考に