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憧れの旅館・ホテル

オリエンタルヒルズ沖縄

 

 

美ら海水族館からブセナテラスに帰り、そこからブセナテラスの送迎車でオリエンタルヒルズまで送ってもらった今度は国産のワンボックスカーであった。
58 号線を走り、 15 分ほどで目的地に着いた。ホテルは国道から少し入った所にあった。

 

 

 

 

なかなか洒落たデザインの建物である。エントランスはまさに沖縄をイメージしている

 

車寄せに着くとホテルの女性スタッフが現れ荷物を受け取った。

 

 

 

ブセナテラスの送迎車を見送った後、ロビーに案内され、そこのデスクでチェックインを済ませた。ここではマンゴージュースがでたが、これもとても美味しかった。

 

 

 

素晴らしい雰囲気のロビーである。飾ってあるお花も見事である。建物の外は水を張っているのだが、底の青色の模様と水面の輝きが見事に融合していて、とても気持ちが良い。右手にはバー、左手にはダイニングルームが見える。

 

 

 

 

正面玄関とロビーは2階であるが、1階は宿泊棟への出発点となっている。ここからカートで宿泊棟まで女性スタッフが送迎してくれる。

 

 

 

普段の行き来には最短距離で行けるように谷間に橋が架かっている。高所恐怖症の私にとって、風が強いと少し緊張する。

 

 

これはホテルの小冊子に載っていたホテルの空撮写真である。

 

 

部屋は一番下にある「慶良間」。眺望にとって他の部屋の屋根が邪魔をしないようにと選んだのであるが。正解であったかどうか・・・
各部屋の名前に沖縄の地名をとっている。

 

 

 

 

ここも土足であった。

 

素晴らしい部屋である。家具調度、本物である。
決して煌びやかでなくいたってシンプルなのであるが、よく吟味されていると思う。ソファもとても座り心地が良い。

 

 

 

テレビは SHARP の AQUOS 、 46 インチの大画面。
カード優待のウェルカムワインがあったが、これも結局飲む暇が無く、ホテルに返してしまった。

 

ベッドルームはセミダブルのハリウッドツィン。窓から外を眺められるようになっている。
ここのテレビも SHARP − AQUOS の 26 インチであった。電気スタンドも洒落ている。

 

 

 

部屋の外にはプライベートプール。
デッキチェアの脚は水に浸かっている。真夏はさぞ快適であろう。

 

 

 

夜には水中照明が目を楽しませてくれる。

 

 

 

 

洗面所はダブルシンク。ただ、この手のシンクは好みではない。流行なのだろうが。
タオル類はとても上質であり、アメニティグッズも吟味されたものであった。

 

 

 

浴室からも庭に出ることができる。
泳いだ後にそのままシャワーを使ったり、入浴できるようになっている。
浴槽は、大人二人がゆっくり入ることができる大型のものでジャグジーであった。

 

 

 

(夕食)

本館のダイニング。
本館も照明を上手に使っている。
調理場は客席からしか見えないマジックミラーでオープンキッチン様になっていた。

 

 

 

料理は「イタリアン・フレンチ」・「和食」・「鉄板焼」・「鮨」からの選択である。
沖縄で「和食」・「鮨」はピンとこない。写真撮影のこともあって洋食にした。

 

食前酒は柚子のリキュール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理は一品一品が小ぶりであった。感激の味とまではいかなかったが、心をこめて丁寧に作った料理だと思う。 コンソメのジュレが「おっ」と思った美味しさ。これでその後の料理に期待を持った。ソースの味は「まあ、こんなものか」という感じ。シャーベットは予想外に美味しかった。クレームブリュレは大好物で、あちこち食べ比べるのが趣味なのであるが、なかなかの出来だと思う。ドラゴンフルーツのアイスクリームもなかなかのものであったが、ガトーショコラはいまいちであった。
全体として、宿泊費から考えても不満を覚えるレベルではなかった。ブセナテラスの料理よりは間違いなく美味しいと思う。


  食後に一人でバーに出かけたが、宿泊客というよりも、聞こえてくる会話の内容から地元の客が多いように感じた。

 

 

(寝具)

とても寝心地の良い、分厚いマット。シモンズ製あった。 あの絶妙な沈みこみ感。
肌触りの良いリネン類と相まって素晴らしい寝心地であった。掛け布団ももちろん上質のダウン。

 

寝巻きは綿のパジャマ、スリッパもそうであったが、男性用がベージュ、女性用が白と色分けされていた。
丈の短いバスローブも用意されていた。

 

 

 

 

 

(ミニバー等)

流行のコーヒーメーカーがおいてあり、アルコール以外の冷蔵庫の飲み物は無料であった
カップの沖縄そばは無料であるが冷凍庫のアイスクリームは有料であった。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

(朝食)

対岸の山から朝日が昇った。

 

 

カーテンを開けておくと、ベッドの中からも日の出を見ることができる。

 

 

朝食は夕食と同じダイニング。この日はお天気が良く、窓からの眺めが素晴らしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレッシュジュースは「オレンジ」・「グレープフルーツ」・「トマト」・「牛乳」からの選択。 オレンジジュースは少し変わった味をしていた。 コールスローサラダやクラムチャウダーは、どことなく家庭的な味付けでとても食べやすかった。 オムレツは昨日よりは美味しかったが、まだまだ風味に欠けていた。ベーコンは美味しかった。別注のフレンチトーストはご愛嬌。
デザートの果物は美味しかった。特にマンゴスチンは初めて食べたのだが、口当たりが良くほのかな甘みでとても美味しかった。 全般に、まずまずの朝食であった。

 

(接客)

若いスタッフが多く研修生もいて、現在教育真最中という雰囲気。しかし一生懸命もてなそうという雰囲気はスタッフ全員から充分感じることができた。これからどんどん良くなっていくに違いない。

 

(その他の設備)

本館の1階にはジムやスパの設備がある。

 

ライブラリーもあり、DVD・CD・雑誌等自由に部屋へ持っていくことができる。片隅には、コーヒー・紅茶・菓子がセットされていた。

 

 

ここは原則禁煙なのであるが、戸外の所々に喫煙コーナーが設けられてあった。
ただ、バーに喫煙客がいたのは残念であった。

 

 

屋外の休憩所は、椅子・テーブルとも大理石造りであった。

 

ブセナテラスとオリエンタルヒルズとは海を隔てて向かい合った位置関係にある。
ブセナテラスから見ると
海の向こうの半島のように突き出たところにオリエンタルヒルズがあるはずである。

 

 

オリエンタルヒルズから見ると、遠くに部瀬名岬が見える。

 

写真を拡大すると、その先に海中展望塔が霞んでみえる。ブセナテラスの建物もわずかに判別できる。

 

国道をはさんだ向こう側に、沖縄風の建物があるが「御菓子御殿」である。ここではお土産のお菓子を製造直販で売っていた。(他に 読谷村 にも工場があるとのこと)
幾種類かのお菓子を買っていったが、なかなか美味しかった。普段はこういうお土産菓子類を買わないのでよくわからないが、最近は日本各地のお土産菓子のレベルも上がっているのだろうか。

 

駐車場に 2 台のロールスロイスが停まっていた。これが送迎車なのかと秘かに期待したのだが、我々に使われたのはメルセデスであった。

 

帰りは正面玄関で料理長を含むスタッフ一同が揃って見送ってくれた。
途中、飛行機の時間まで余裕があったので、高速道路を走らずに下の国道を走ってもらえないかと尋ねたら、気持ち良く了解してくれた。どこでも同じ風景の高速道と異なり、沖縄の風景を楽しむことができた。
米軍基地のあまりの広大さに圧倒され、コンクリート造りだらけの都市部の沖縄の家並みに驚かされた。
昨日の水族館の帰路、整備された国道を通らずに 今帰仁村 方面を走ったが、古き沖縄の風景というか、沖縄独特の家並みを見ることができた。
わずか 2 泊3日の沖縄旅行であったが、充実した旅であった。
沖縄も魅力に溢れている。今度の旅は離島を考えよう。
次はまず「石垣島だぁ〜」
見送りの際に料理長から「お弁当」を手渡された。とても美味しいお弁当であった。

 

 

 

 

 

(感想)

衝撃の宿であった。「半水盧」以来の衝撃といってもよいかもしれない。
見せ掛けやうわべだけ良く見せようとするところは微塵も感じない。「本物で勝負」といったこだわりを充分感じた。隅々にまでこだわりを感じる。
問題は、これらの充実した施設が老朽化していったとき、現在のような質感の高さを維持できるだろうかといったところである。
決して安いとは言えない宿泊料、宿泊者の心を掴みリピーターとしていく不断の努力が必要であろう。

2008年3月中旬訪問

 

オリエンタルヒルズ沖縄の予約の際の参考に