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憧れの旅館・ホテル

札幌パークホテル

 

今年は妙な天候で、東海地方はまだ梅雨が明けない。 北の空気が入り込むので夜は暑くない。
例年の「酷暑脱出シリーズ」であるが、ちょっとばかり拍子抜けの脱出である。

昼過ぎに新千歳空港に着いた。
少し腹が減ってきた。しかし札幌に着いてから何かを食べると夕食に差し障る。 そこで、あっさりと塩ラーメンを食べることにした。

空港内の「ラーメン道場」である。時々、ここを利用する。
現在は、「旭川ラーメン特一番」・「帯広ラーメン麺屋開高」・「札幌ラーメン麺処白樺山荘」・「札幌味噌ラーメン味の時計台」・「苫小牧ラーメン王華」・「函館ラーメン麺厨房あじさい」である。

 

 

選んだ店は、塩ラーメン。

 

腹が落ち着いたところで、JRのエアポートエクスプレスに乗って札幌に向かう。 札幌駅からはタクシー。
ちょうど一年前、ティータイムをここで過ごした。
照明の使い方の上手なホテルだということが印象に残っている。 そしてスタッフの応対が良かったことが、ここを選んだ理由である。

 

チェックインの後、若い女性スタッフの案内で部屋へ案内された。
一生懸命さが微笑ましかった。

 

10 階の、「パーク・イン・パーク」。
昨今の不況で東京のホテルの宿泊料金の下落は著しいが、ここ札幌でも同じようである。 宿泊料金の下落は、こちらが申し訳なるくらい酷い。

エレベーターを降りると、スモークガラスの扉がある。
右側にセンサーがあり、キーをかざすとドアが開く。

 

中にはコンシェルジュデスクがあるが、スタッフの姿はほとんどない。

 

部屋は「セカンドハウス」。 60 uの広さがある。

レイアウト

 

スモークガラスの中はバスルーム。

 

このくらいの広さがあると、ホテルという感じでなくなる。
のんびりとした気分になり、きわめて心地良い。

 

テレビは大型の薄型である。ベットからも充分視ることができる。
片隅にはテーブルもあり、ルームサービスにも対応できる。
バスルームにも窓がある。

 

ウォークインクローゼット。
バスローブ、寝巻きなどが置かれてあった。 一番下の段は、袋に入ったシューキーパー。
その隣りは、洗面所が併設されたトイレスペース。

 

冷蔵庫の中身は少ないが無料とのこと。

 

窓からは中島公園の眺めが素晴らしい。
左下の池と芝生は、ホテルの庭園。ホテルの庭園と中島公園とは直接出入りはできない。

 

ライトアップされているのはホテルの庭園

 

バスタブは大きめで、ゆっくりと浸かることができる。
シャワーブースはきちんと仕切られておらず、シャワーも旧式。手直しが必要であろう。

 

アメニティグッズは、まずまずであった。

 

これも、この部屋の魅力のひとつ。
入浴しながらの眺めも素晴らしい。

 

(寝具)

夕食から帰ったら、ターンダウンが済んでいた。
ベッドサイドにはミネラルウォーターが置かれてあった。

 

ベッドは大きめのセミダブルサイズ。
シーリー製である。少し柔らかめ。

 

コンシェルジュ・デスクの横にはサロンがあり、飲み物が自由に飲める。
壁の写真は、このホテルを訪れた著名人たち。

 

フロント横には、PCコーナーがあった。
有料で、 10 分・ 100 円。PCの右側にあるのがコイン入れ。

 

(夕食)

ホテルの 11 階にある。

 

テーブル席のみであるが、眺めは良い。

 

酒は「男山」純米酒。
ほんの少し癖を感じた。

 

 

北海道の食材の良さを充分感じた。
唐黍ムースは、まさに北海道の味。とても美味しい。

 

かなりはっきりとした出汁味の吸物代り。
北あかり餅の微妙な味わいが良い。

器は、アイヌ文様。

 

刺身は、さすが北海道。

 

野菜も美味しい。
器に遊び心がある。

 

さざえは美味しかったが、伊佐木はいまいち。

 

肉と無花果との相性が思いのほか良かった。
肉にも臭みがなかった。トマトや豆もとても美味しい。海ぶどうの食感も素晴らしい。

 

客ごとに炊き上げて持ってくる。

 

北海道の味噌汁らしくなく、しっかりとした出汁であった。

 

桃のコンポートを選んだ。
アイスクリームがとても美味しかった。さすが北海道のアイスクリーム。


名駅の「なだ万茶寮」が期待はずれであったので大きな期待を持たずに行ったが、予想を見事に裏切られた。
北海道の食材の良さを認識した料理であった。

良い食材をしっかり調理すれば、美味しい料理ができるのが当然かもしれない。

 

(朝食)

1階のテラスレストラン「ピアレ」である。
洋食はビュッフェしかない。

どーんと並べられると、見ているだけで腹が膨らんでくる。選ぶのも面倒くさいので、適当に取って適当に食べた。 このスタイルは、朝の楽しみを奪われたような気分になる。
味は、まあまあであった。

 

(応対)

ほとんどのスタッフは親切で感じが良かった。
とても良いホテルだと思う。

 

 

中島公園

 

夕食まで少し時間があったので散策した。
菖蒲池を中心とした、素敵な公園であった。

藤の花は見事に咲くだろうか。

 

「豊平館」
時間がなかったので中は見ずであった。

 

向こうの建物は「パークホテル」。

 

 

ボート乗り場もあった。

 

あちこちに猫の姿が見られ、餌をやっている市民が多かった。
野良猫にしては毛艶が良かった。

 

2009年7月末訪問

札幌パークホテル の予約の際の参考に