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憧れの旅館・ホテル

パークハイアットホテル(パークルーム、約55u)

 

タクシーを降りると、ビルの玄関、そこには数人のベルマンが待機していた。そこからエレベーターに乗りかなり歩いてフロントにたどり着く。フロントはやや狭く、椅子に腰掛けてチェックインの手続きをするシステムである。
若いスタッフがほとんどのようで、一生懸命な姿は微笑ましく感じられたが、余裕のなさが少しみられた。しかし、もてなしの心は充分感じられ良いサービスといえよう。

部屋は素晴らしかった。色使いは、黒・ベージュ・白を基調としてシックなトーンでまとめられている。シンプルなものは質感が余程高くないと安物チックに感じるが、ここは随所に質感の高さを感じ心休まる部屋であった。本当に素晴らしい。また照明の使い方も素晴らしい。余分なものはすべて収納されており探すのに苦労するくらいだった。

  




広々とした窓からは富士山が良く見えた。
ベッドは少し柔らかめであるが、リネン類も最上質であり素晴らしい寝心地を与えてくれた。私の好みでいえば、マットがもう少し硬く、シーツ類がもう少し細番手の糸の製品ならばいうことなしなのだが贅沢というものだろう。

  

浴室はバスタブが真ん中にあり開放感に優れていた。トイレが仕切られていたのにも好感が持てた。これからのホテルのバスルームはトイレを仕切るべきである。

  

 

★ニューヨークグリル

多国籍料理。しっかりとした味であったが感動はなかった。連日予約が取り辛いというのはどうしてなのであろうか。人気が人気を呼ぶのであろうか。
フロアースタッフの数が絶対的に少ない。物を頼むのにスタッフを捜さなければならない、近くにくるまで待たなければならないといったことは、一流レストランとはいえない。

 

★ニューヨークバー

ざわついた雰囲気であった。活力は感じるが、アフターディナーのバーは静かなのが好みの客も多いのではないか。まだまだ騒がしく傍若無人な若者が多すぎる。

 

★ジランドール

ビュッフェとアメリカンやコンチネンタルが同じところなので静かにゆっくり食べたいという客には不向きであろう。皿を交換する客やスタッフがすぐ横を頻繁に行き来されるのは御免被りたいものだ。壁際のボックス席でしたが背もたれとテーブルの間が狭いのでとても食べにくかった。肥満の人には大変だ。肥満体の多い外国人は平気なのだろうか。パンがトーストとペイストリーだけでブリオッシュやロールパンやレーズンブレッドの類はなかった。クロアッサンは油っぽくパンくずがやたら落ちる。手がベタベタになりナイフやコーヒーカップが油でヌルヌルになった。ナプキンで手を拭くとパンくずだらけになりたいへんだった。もう少したべやすさを考えてくれても良いのでは。ペイストリーはやたら甘い。

まさに記念宿泊や記念食事といったカップルやグループが多かった。ホテルの雰囲気は客層によって作られる。パークハイアットがしっとりとした大人の雰囲気に包まれるには、まだ暫く時間が必要と思われた。

2004年1月中旬訪問

 

パークハイアット東京 の予約の際の参考に