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憧れの旅館・ホテル
ザ・リッツ・カールトン東京
メインエントランスの車寄せには数人のドアマンが待機していた。
タクシーが着くと、その中の一人がこちらの名前を尋ね、建物の中へ案内してくれた。
一階のフロアを抜け、奥のエレベーターに乗り、 45 階で降りる。
こじんまりとしたフロントでチェックインを済ますと、女性スタッフが部屋まで案内してくれた。
エレベーターホールは豪華仕様。
部屋は 50 階のデラックスダブル 52 u。
さすがに 52 uあると狭苦しくなくて気持ちが良い。
写真に写っている壁の色は少し黄色みがかかっていて柔らかい感じとなりとても雰囲気が良いのであるが、実際は白が強く、木の濃い色調とのコントラストが強調されてしまい心が安まらなかった。 この点では、ライバルのペニンシュラ・ホテルに一日の長があるように思える。
窓際には三点セットが置かれてあり、素晴しい眺望を楽しむことができる。
壁際には、大型の薄型テレビやクローゼットがある。
スリッパは足底が分厚くできていて、クッション性に優れたものだった。履き心地がとても良い。
ライティングデスクはとても使い勝手の良いものであった。
加湿器のデザインは面白い。
入り口からの通路にはミニバーが設置されてある。
コーヒーはインスタントの粉末で、このクラスのホテルとしては首をかしげる代物であった。
エスプレッソマシーンとまでは言わないものの、せめてドリップ式のものにして欲しい。
バスルームはとても広々としている。ダブルベイシンである。
右側の曇りガラスの中は、シャワーブース。
左側の曇りガラスの中は、トイレであった。
そしてその横に大きめのバスタブがある。
バスルームには小型の液晶テレビが置かれてあった。
バスローブはとても上質の品であった。
アメニティイグッズはリッツオリジナルが多く、中国製品も何点か見受けられた。
タオル類はとても上質であった。
最大の魅力は眺望である。東京タワーの向こうには東京湾を見ることができた。
さらには羽田空港もかすかに見え、旅客機が離陸後急上昇するのが良く見えた。
夜景もまた素晴らしいものだった。
しかし週末のためかオフィスに灯りがともっていなかった。これが平日ならオフィスビルの灯りが煌き、もっともっと素晴らしい夜景を楽しめるだろうなと、少しばかり残念であった。
夜明け前の眺め。
日の出は東京湾の向こうの房総半島からであろう。
(寝具)
夕食から帰ってきたら、ターンダウンが済んでいた。
ベッドサイドテーブルにはミネラルウォーターとチョコレートが置いてあった。
ベッドマットは少し柔らかいと感じたが、とても寝心地の良いものであった。シーリーであった。
エジプト綿のパジャマが用意されている。
リネン類の肌触りもとても良く、素晴らしい寝心地。寝る幸せを充分感じるものであった。
これほどの寝心地には、そうそうお目にかかれない。
(ザ・ロビーラウンジ&バー)
フロントの横にあるのだが、なかなか素敵な所である。
感心したのは匂いの管理である。
聞いてみたところでは、チョコレートをイメージしたアロマオイルを換気口から流しているということだった。
(朝食)
「フォーティーファイブ」で食べる。
東向きのせいで、レースのカーテンで遮っていても朝日が眩しく、朝食には向いていないレストランであった。
ビュッフェスタイルとコース・アラカルトの両方がある。
カジュアルな雰囲気であるということと、ブュッフェのため人の行きかいが頻繁で落ち着かなかった。しかし雰囲気を乱すような客はいなかった。
リッツカールトン・ブレックファーストを基本に、パン類を例によってフレンチトーストに差し替えた。
フレッシュオレンジジュースは薄くて水で割ったような感じがした。しかしお代わりができるのは良いサービスだと思う。
プレーンオムレツは普通の味。ベーコンも普通であった。
フレンチトーストの味はまずまずであった。
蜂蜜のほかにホイップクリームやアングレーズソースがついていたのは、楽しいことである。
相方は例によってポーチドエッグ。味は普通とのこと。
パンケーキの味も試してみたが、フレンチトーストのほうが美味しいと思う。
(応対)
スタッフは皆、愛想が良く素晴らしかった。
レストランやラウンジを出るときなどは、全員が同じように「良い一日を!」と声をかけてくれた。単なる「 Have a nice day !」の直訳であるが、声をかけるだけでも雰囲気が良くなると思う。
(感想)
高級感に溢れたホテルであった。
一休経由の宿泊料金、昨年後半から平日分が値崩れしていたが、週末の料金は下がっていなかった。平日とは許しがたい値段の差があった。しかし年末になり、週末の宿泊料金が平日並みに値崩れしてきた。
このことによって私にも手の届く料金となったが、同時に世界不況の深刻さを実感することとなった。ホテル経営も大変なことにならないだろうか。
アメニティグッズなどのレベルを落としているのかもしれないが、利用者にとって、この料金ならCPは極めて良いと思う。
ミッドタウン側からの入り口である。
ホテル内の長い廊下を歩いていくと、メインエントランスの 1 階上のエレベーターホールへ出る。
樓外樓飯店
樓外樓飯店との出会いは、今から 25 年以上前に遡る。
酔蟹の美味しい店があるということで食べ歩き仲間と繰り出したのが最初である。
当時の店は、道路の反対側にあった。
店で食べた酔蟹は期待していたほどではなく、むしろ店の薦めで出てきた蒸蟹に感激した。
それから五目スープにも感激した。ご飯にかけて食べたが、あまりの美味しさに翌日の昼に再び食べに行った。
その後、上京したときには時々訪れている。
竈出し紹興酒八年もの
口当たりが良く、美味しい酒であった。かなり飲んだが悪酔いはしなかった。
お茶もさめないようになっていた。
メニューには載っていない「おまかせコース」である。
鶏、くらげ、 千社唐 、真魚鰹の燻製、サラダ菜 (大盛り)
ふかひれ絹笠茸包み、鶏のスープ (取り分け)
大正海老のピリ辛炒め (大盛り)
冬筍と青海苔の炒め物 (大盛り)
上海蟹と豆腐 (取り分け)
北京ダック (取り分け)
ハタの 中華風蒸し物、白 髪 葱 (大盛り)
アスパラと牛ヒレ肉の黒豆ソース (取り分け)
高菜チャーハン、ザーサイ (取り分け)
護摩だれ餡の白玉団子、キンモクセイスープ (取り分け)
杏仁豆腐 (取り分け)
東京駅の大丸で並んで買い求めたお菓子である。
柔かなストレートバームより、カリッとしたマウントバームのほうが絶対にお薦め。
こちらは本当に美味しいバームクーヘンである。
2009年1月中旬訪問