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憧れの旅館・ホテル

三余庵再訪

 

今年の北海道シリーズ第一弾は「帯広〜富良野」である。
とかち帯広空港でレンタカーを借りた。

チェックインタイムには時間があったので池田町にある「ワイン城」へ向かった。十勝川温泉を通り過ぎ、そこから30分足らずで「ワイン城」に着いた。堂々とした建物である。

近くにはなぜか大観覧車があったが誰も乗っていなかった。
ブドウ畑もあり、このブドウを使用しているそうである。

 

 

建物の中は、お決まりの土産物コーナーや十勝牛を目玉にしたレストランがあったが、他にワインの貯蔵庫を見物可能にしてあり、ワイン樽や年代物の埃をかぶったビン詰ワインを見ることができた。

  

屋上からは十勝平野が広々と見渡せた。


ちょうど良い時間となったところで宿に向かった。
宿に到着すると、前回と同じようにロビーで冷たいお茶とお菓子を振る舞われた。
お菓子は金時豆入り豆乳プリンであった。
さっぱりした味であった。おしぼりは、やはりハーブの良い香りがしていて、とても気持ちが良かった。

今回の三余庵、部屋は3階「桜の園」である。
庭側から見ると、右側の4階部分が突き出している部分が前回のメゾネット

「春の海」であるが、3階の最も左側の部分が「桜の園」で、塀に囲まれた部分に露天風呂がある。

  

部屋は、フローリングのリビングルーム四畳半の和室、それからすでに布団が敷いてある寝室がある。


洗面脱衣場はダブルシンクの洗面台であり、浴室には大人二人がゆったりと入ることができる桧の浴槽がある。
お湯はモール温泉である。窓からの眺めも良い。

  


リビングルームからでも浴室からでも出ることのできるベランダがあり、ウッドチェアが置いてあった。
上りに外の眺めを楽しみながら涼むことができる。窓を開けると部屋の中を爽やかな風が通り、とても気持ち良いものであった。自然の風は最高である

  


部屋露天は大きな円形の浴槽で大人二人ゆったりと入ることができる。掛け流しのモール温泉であるが浴槽の内側はヌルヌルしていた。

 


塀の向こうには、十勝川温泉街や三余庵の本館を見渡すことができる。
内風呂も露天風呂もとても気持ちが良く、暇があればどちらかに浸かっていた。
大浴場は前回の訪れで知っているので行くことはなかった。

  


湯上りにビールやソフトドリンクのサービスがあるのは前回同様であったが、今回もやはりテラスで「モール温泉ビール」を味わいながら涼をとった。
庭の向こう側(本館側)に、以前にはなかった円形の建物があった。本館のレストランとのことだった。
本館のレストラン周辺はかなり改装されており、団体客ではあるがかなりの賑わいを見せていた。

  

 

(夕食)

 

今回も、北海道の美味しい食材を丁寧に料理してある食事であった。
奇をてらったところや変なこだわりもなく、「美味しい食材を、そのまま美味しく食べてもらおう」 という料理人の真面目で優しい感性を伺うことの出来る料理である。
特に椀物は大好きな昆布出汁であり、利尻昆布の上品な味わいを充分満喫でき大満足であった。お代わりが欲しいくらいであった。

十勝牛とタラバ蟹の選択は二人でシェアしたが両者とも美味しかった。付け合せのグラタンも絶品であった。
純粋な和風料理よりも洋風の味付けの方が得意なのではと感じることもあった。

 

  

 

  

 



夜食に、お稲荷さんが用意してあった。

 

(露天風呂)

 

夜の露天風呂も風情がありとても気持ちの良いものであった。

  

 

(寝具)

 

寝室からリビングルームのテレビを見ることができた。
敷布団は薄いウレタン系マットのみの煎餅布団であった。
幸い、押入れの中に予備のマットがあったので、勝手に二枚組で使用した。これでなんとか寝心地が良くなった。

  

  

 

(朝食)

 

前回、洋食の方が断然美味しかったので、二人とも洋食を選んだ。
炊合わせ風の温野菜の出来が今ひとつと思ったが、クラムチャウダーはとても美味しかった。ベーコンやソーセージ、パン類も当然美味しかった。
ここと「玉の湯」の洋朝食は本当に美味しい。


  



  

  

 

(応対)

 

二年前の訪れの時と同じスタッフも何人かいたが、若いスタッフも増えていた。皆、サービスマインドに溢れていて気持ちの良い接客であった。
夕食の献立の裏面には食材の説明が丁寧になされており、宿の心意気が充分に伝わってくる
「また来よう」という思いにしてくれる宿である。

 

2007年7月末訪問

 

三余庵の予約の際の参考に