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憧れの旅館・ホテル

志ら玉

 

名古屋の古い商家・奥三河の田舎屋・茶室などを移築した建物であり、それを見るだけでも楽しい。
味はともかく、一度は訪れてみる価値のある料亭である。

 

中に入ると迷路のようである。一番奥は200年以上の歴史を持つ茶室とのこと。

 

左手の黒い木の引き戸が部屋の入り口である。

 

古い建物ながら、しつらえは茶の湯の風情が伺える。
部屋は堀炬燵仕様であった。

 

酒は百春、美濃の地酒である。やや甘口であるが、すっきりとして美味しい酒であった。

 

浅利・わけぎ・独活のぬた

 

蛤・筍・若布の酒蒸し

 

八寸:白魚・和え物・百合根・もずくの酢の物・お多福・蓬麩・川魚

 

蛤のお吸物・雛ちらし

 

鯛・さより・甘海老の造り

 

玉〆・フカヒレ

 

甘鯛・なます

 

豚の角煮・蕗・じゃが芋

 

蕎麦

 

麦トロ:定番である。

 

水菓子:苺・キーウイ・パパイヤ・メロン・ゼリー

 

焼き桜餅

深みには欠けるが、全体的に食べやすい味であった。

 

 

この時期の最大の見物は「お雛様」。ひと部屋を使って飾ってある。

 

 

享保雛である。二百数十年前のものだとのこと。

 

女将の持ち物で、60年程前のものらしい。

 

 

入り口・帳場に置かれてあるのも享保雛。
これは大切に保存されてきたお雛様とのことであった。

 

2009年2月末訪問