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憧れの旅館・ホテル

白梅

 

祇園白川、ここは桜の名所であり、何度も訪れた場所である。
この宿を見るたびに、いつか泊ってみたいものだと思っていた。

 

左側の二階、簾の向こうに灯かりの見える部屋が、今回泊った「梅一輪」。
その下の部屋が、身内の泊った「梅暦」。
二階で騒いでも良いように、上下真下の部屋を勧めてくれた。

 

夜も風情がある眺め。

 

玄関

 

お香の香りが満ちていたロビー。

 

 

 

階段を上がる。

 

上がるとすぐに部屋の入り口である。

 

http://www.shiraume-kyoto.jp/jpn/shisetu/img/room05/floor.jpg

 

部屋は「コの字」の形のように。

 

下を眺めると、一階の中庭。

 

八畳の副和室。
床暖房であった。

 

六畳の主和室。
ここで夕食。

 

副和室のクローゼット。
小型の薄型テレビ。

 

引き出しの中には、パジャマと浴衣。
浴衣は二枚あった。

 

すっきりとした主和室の床の間。

 

狭いながらも広縁がある。

 

窓の外の眺め。
あの橋が見える。
右端の白い塀の中が有料駐車場となっている。

 

春には、枝垂れ桜が咲き誇る岸辺。

 

廊下の突き当たりの左側にはトイレ。

 

当然、シャワートイレ。
トイレットペーパーの質の悪さには、少しばかり驚き。

 

狭い場所を上手に工夫した風呂場。
左手前は戸棚。

 

タオルは豊富に用意されてあった。

 

アメニティグッズは普通。
石鹸はマークス&ウェブ。

 

バスルーム内のソープ類。
アマンを思い出した。
容器を落として割らないよう気を使った。

 

狭い場所なのに浴槽は大きい。
大人二人でも入ることができる。

 

外には坪庭風。

 

戸棚の中にはお茶セット。

 

 

冷蔵庫の中味。

 

二か所ある家族風呂。
こちらは「紅梅の湯」。

 

こちらは「白梅の湯」。
残念ながら、どちらも使うことは無かった。

 

談話室「梅便り」。
右端にはパソコン、奥には飲み物のサービス。

 

風呂上がりに、冷酒を飲みながらパソコンで遊んだ。

 

(夕食)

献立はなかった。
お酒は利き酒ができる。

 

「上喜元」とグラス。
辛口の酒。
グラスは数種類から選べる。

 

「出羽桜」
少し甘い。

 

取り替えたグラス。

 

柿釜
永源寺こんにゃく・大徳寺麩
そのまま残すのが勿体無いような柿であった。

 

松茸・鱧の土瓶蒸し
上品とは言えない出汁味であったが、松茸の香りはまずまず。

 

鮪の中トロ・天然鯛・烏賊焼霜
鯛や烏賊は美味しかったが、中トロの脂身の香りがよくない。

 

鴨饅頭・べっこう餡
これは美味しかった。この宿の自慢の一品かもしれない。

 

魅力的な若女将。

 

12時の位置から時計回りに、栗・ ?の押寿し・銀杏・才巻海老・エリンギ・銀杏・薩摩芋・人参と鴨の串・きぬかつぎ・竹の中は汲み上げ湯葉
これで四人前。どれも丁寧に作られてあり、なかなか美味しかった。

 

鮭とイクラの飯蒸し

 

鰆の柚庵焼き・むかご真丈・たたみ鰯・昆布で編んだ籠・山桃

 

目の前で蟹を焼いてくれる。

 

ちょっと焼きすぎの感あり。

 

蟹の長芋寄せ

 

松茸ご飯
クチャクチャした食感。柔らかすぎだと思う。

 

八つ橋入りアイスクリーム・柿・葡萄
アイスクリームはとても美味しかった。

 

参考までに、「お子様ランチ」
電話では「ハンバーク」か「鶏の唐揚げ」と言っていたが、和風に変更してもらった。

 

これは大人と同じ鴨饅頭。

 

ご飯は白飯であった。

 

可愛らしい水菓子。

 

食後はカウンター食事所へ移ってコーヒー。
ガラスの向こうに通りが見える。

 

コーヒーは薄味。

 

 

かりん糖のようなお菓子。
見かけよりあっさりしていて美味しかった。

 

(寝具)

どちらかというと煎餅蒲団に近い。

 

もう一枚敷こうと押し入れを開けたら、一セットずつ縛ってあった。
解いてまで使うのは気が引けた。

 

パジャマ
光っているがシルクではない。

 

浴衣の柄は梅。

 

(朝食)

一階の「梅香」という部屋で食べた。和室であるが、テーブルに椅子。
おばんざい風の朝食がとても美味しい。ご飯が進む。
焼き魚の銀鱈がとても美味しかった。
大きな出汁巻きであったが、「あさば」のそれには及ばなかった。

 

 

とても甘いメロン。キーウィともどもよく吟味されている。

 

 

 

 

「俵屋」・「柊家」・「炭屋」といった御三家に比べると、すべての点で差があるが、宿泊料を考えると、とても良い宿だと思う。
これだけのコスパの良い宿は、そうないのではなかろうか。
食事も優しい味付けで、不満は無い。
若女将のホスピタリティも素晴らしかった。
京都を感じることのできる宿である。

 

平成23年11月中旬訪問