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憧れの旅館・ホテル

オーベルジュSORA

 

女満別空港に降り立ってすぐに訪れたのは、このお店。
空港からすぐ近くにある。
今から15年余り前のこと、女満別空港から飛び立つ直前、このお店で朝摘みのとうきびを茹で上げたものを食べ、あまりの甘さに感激し、その後毎年「とうきび」・「じゃが芋」・「玉葱」を取り寄せている。
このお店へ直に訪問したのは8年ぶりである。

 

熱々だったので運転中は食べることができず、美幌峠までおあずけ。
この時期は、露地物はまだ早々。
ハウス物にもかかわらず、それでも充分甘いとうきびであった。
帰る際にも立ち寄り、茹であがったとうきびを買い求めた。
翌日に食べた分も充分甘かった。
朝摘みを航空便で送ってもらい摘んだ翌日に茹でて食べるよりも、摘んだ日に茹で上げたほうが、甘さが持続することがはっきりとわかった。

 

屈斜路プリンスホテルを過ぎてまもなく、この看板が目に付いた。
注意していないと見逃す恐れ大である。

 

道路から入ると砂利道であった。

 

車を停めると、中からスタッフが現れ荷物を受け取り、中へ案内してくれた。
車はそのままで、キーを預けた。

 

 

 

中へ入ると素晴らしく立派なログハウス。

 

ラウンジの左手奥は食堂(客席)。右手はサンルーム。

 

奥がサンルーム。

 

庭が素晴らしい。

 

ラウンジでハーブティーとメレンゲの小菓子を振る舞われ、宿帳を記入する。
おしぼりからミントの良い香りがした。

 

そして部屋へ案内されたが、ラウンジのすぐ横であった。
ドアの手前で靴を脱ぎ、左下の靴箱に収納する。

 

右手奥が入り口のドア。

 

手前が部屋用のスリッパ。向こう二足が館内用のサンダル。

 

リビングスペース。

 

リビングスペースからブッドルームを見る。
三面採光でとても明るい。
境の戸棚には冷蔵庫とお茶セット。

 

セミダブルサイズのベッド。
部屋の向こうはデッキ。

 

気分の良いデッキである。
木戸から庭へ降りることができる。

 

冷蔵庫の中身は少ないが、値段は極めて良心的。

 

 

ロフトへの階段。
階段下は木の枝を模したハンガー。
クーラーが無いので、扇風機が重宝した。

 

ロフトには、予備のベッドとライティングデスク。
クローゼットもあったが、利用することはなかった。

 

ロフトから見たリビング。

 

ロフトから見たベッドルーム。

 

バスルーム。
とても広々としている。

 

窓の外はデッキ。

 

円形のバスタブとシャワー付き洗い場。

 

ジャグジーバス。

 

アメニティグッズは貧弱。

 

 

トイレは個室。

 

エントランスの左手、一階は厨房。
二階はゲストルーム「ベリー」。

 

エントランス右手は、我々が泊ったゲストルーム「ミント」。
ここは、この2室しかない。

 

建物を横手から見たもの。
ゲストルーム「ミント」とそのデッキ。

 

「ミント」のデッキ。

 

中庭より見た建物全景。

 

建物の中から見た中庭。
庭の境は高い木々である。

 

サンルーム。

 

夜のサンルーム。

 

 

(夕食)

ディナーはふたつのコースがあるが、選択したのは「夜空」。
宿泊客はサンルームを使用。

 

食前酒はシャンパン。
モントードン・ブリュット・プルミエ。

 

生地が少し柔らかめであったが、味はなかなかのもの。
トマトの新鮮さがとても良い。

 

海産物の美味しさは北海道の独壇場。

 

あっさりとして臭みの無い鴨肉。
野菜は文句なし。

 

白ワイン。
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・スーペリオーレ・クラシコ

 

全粒粉のパン。
鶴雅グループパン工房「パン デ パン」製。
まずまずの美味しさ。

 

じゃが芋の味がとても濃い。

 

照明を落としてあるので、写真を撮るのにはとても不利。

 

後から補正を加えている。
ソイの皮が絶品。
帆立も甘い。
野菜の美味しさは言うに及ばず。

 

ブルーキュラソー・オレンジ・グレープフルーツ・レモン果汁
やや甘口ながら、とてもさっぱりとする。

 

肉は柔らかく、脂の味も良い。
葱の甘さは驚き。

 

苺の甘さは感じない。

 

コーヒーの味は残念。

 

 

(寝具)

弾力がありすぎ、寝心地はいまいち。
リネン類は普通。

 

ワッフル地のパジャマ、Fサイズに余裕がなかった。
パジャマというもの、たとえだぶだぶでも大きめが良い。

 

 

(朝食)

夕食と同じテーブル。
赤キャベツ・紫人参・リンゴ・レモンのジュースはとても美味しかった。
美瑛産コーンのスープ、甘さとコクは抜群。

 

玉葱ドレッシング、素晴らしい。

 

やはりコーヒーは平凡。

 

 

(感想)

応対は素晴らしい。スマートさには欠けるものの、一生懸命もてなそうとする心は充分伝わってきた。
料理も、なかなかのもの。北海道では「マッカリーナ」、「オリカのレイラ」と同じような満足感を味わえた。
「フラノ寶亭留」や「北天の丘」、「ラビスタ大雪山」よりずっと好みである。
「オリカ」と比べると、コストパフォーマンスがかなり良いと思う。
建物のハードは素晴らしいのだが、バスアメニティグッズ・タオルやリネン類・ベッドマットなどが貧弱なのが残念。
宿泊施設が2部屋しかなく、7月・8月は満室で、週末などはキャンセル待ちが数組あるとのこと。あと2部屋くらい増築して欲しいものだ。

 

平成23年7月下旬訪問