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憧れの旅館・ホテル

ストリングスホテル東京

 

品川駅から歩いてすぐの場所(公称徒歩 1 分)に品川 EAST ONE TOWER というビルがある。そのビルの26〜32階がストリングスホテル東京(現在はストリングスホテル東京インターコンチネンタル)である。

  


品川駅のコンコースからスカイウェイと呼ばれる回廊を通るとビル2階のエントランスから入ることになる。
そこからホテル専用エレベーターで一気に26階に昇るとフロントであった。

  


1階はホテルの車寄せ専用といってもよい。

 

 

フロントのすぐ前は、吹き抜けのラウンジとなっており素晴らしく開放的である。
ベルガールに案内されて部屋へ向かう。

  

 

エレベーターホール

  


  



エレベーターを降りると廊下は回廊式となっており、ラウンジを見下ろすこともできる。



部屋は28階のクラブインターコンチネンタル・プレミア・バスビュー。

◆広さ:35.5m2

キングサイズベッドよりもさらに大きいと思われるベッドが部屋の大部分を占めている。

  



壁際にはライティングデスクと CD ・ MD コンポ、中型の薄型テレビ、ミニバーなどが置かれている。
窓際には長椅子があるが座り心地はあまり良くない。

  


鏡があちこちにあったのは驚いた。
入り口横の大きな壁は一面すべて姿見であった。これはありがたい。
ベッド脇にも、そしてライティングデスクの一部を持ち上げると内側は鏡になっていた。

  


引き出しの中のミニチュアボトル、冷蔵庫の中の飲み物はすべてフリードリンクとなっていた。
モエ・エ・シャンドン 200ml も入っていた。ミニボトルには GLENLIBET12 年や HennessyVSOP などもあり、なかなか楽しめる。寝酒にとても良い。

  


部屋からの眺望は素晴らしかったが、夜景は周囲がオフィス街であり週末の夜遅くであったため素晴らしいとは言い難かった。

  


水周りは、すっきりした洗面台とその横にスモークガラスで仕切られたトイレスペース、反対側には最大の目的であったビューバスがある。

  


  


洗い場付きの浴室であり、ゆったりとした浴槽はジャグジーであった。
窓からの眺めはすこぶる良く、朝風呂は快適。

  


  

シャンプーやソープ類はエレミスで揃えてあった。

  


その他のアメニティグッズもきちんと小箱に収納されてあった。


17 時〜 19 時の間、ラウンジでウエルカムドリンクのサービスがある。
アルコール、ソフトドリンクなんでもあり。
シャンパンを頼んだらヴーヴ・クリコ・イエローラベル。
お代わりも自由。

 

 

 

(寝具)

ターンダウンの後、テディベアのぬいぐるみが置いてあり、「おうちまで連れて帰ってください」とのメッセージカードが添えられてあった。
もちろん女性は大喜びである。

  

マットは、硬くもなく柔らかくもなくといったところ。
リネンの肌触りも極普通で、マット共々、幸せ一杯の寝心地には少しばかり遠かった。

寝巻きはナイトシャツタイプであった。男にとってはパジャマタイプのほうがずっと良いのだが。

  

 

(朝食)

ビュッフェスタイルで騒々しいザ・ダイニングを避けて、奥のチャイナシャドウに案内してもらった。
満席に近いザ・ダイニングと違い、客はほとんどいなかった。
窓際の席であり、眺めが素晴らしかった。

  

注文したのはアメリカンブレックファストであるが、ジュースはフレッシュに差し替えてもらった。
絞りたてのオレンジの美味しさは充分感じたが少し酸味が強かった。
オムレツの味は普通。ベーコンやドレッシングの味はなかなか美味しく、トーストパンの味も良かった。

感激というほどではないが、不満は感じない朝食。

  

  

  

 

(応対)

ベルガールの応対はそっけなかったが、レストランスタッフの応対はまずまず。
フロントマンの応対はとても良かった。

購読希望新聞について、チェックイン時聞かれた。
「朝日」・「読売」・「産経」・「日経」、その他スポーツ新聞数紙どれでもOKとのこと。2紙頼んだら快く応じてくれた。このサービスはとても嬉しい。

 

 

(感想)

35.5uといまどきにしては狭い部屋であった。その上、水周りにかなりのスペースを取っているためリビングスペースは狭く感じた。ソファーの座り心地が良ければもっと寛げたのだが。
しかし、リビングが良くても水周りの狭苦しいのは最低である。ここの浴室は、狭いリビングを補って余りある素晴らしさであった。ある意味、理想の水周りと言っても過言でないと思う。
全体的に、なかなかお洒落なホテルであったと思う。
地方の人間にとってはアクセスも素晴らしく、株主優待が使えるかぎり定宿にしても良いな、と思えるホテルであった

 

 

赤坂 菊乃井

 

ホテルから乗ったタクシーの運転手が、場所がわからないという。赤坂の室町砂場なら知っているというので、そこで降ろしてもらった。そこからほんの少し赤坂の裏通りを歩くと、木々に囲まれた古都の風情を思わせる門構えの前に着いた。

2階の座敷に案内されたが、掘り炬燵式の座敷机であった。


さすが酒は良い物が豊富においてある。
大好きな「鄙願」もあったし、黒龍の銘酒「龍」もあった。それらのなかで、オリジナルの「菊乃井」と「鄙願」を味わった。
「菊乃井」も飲みやすい酒であったが「鄙願」のほうが料理の邪魔をしない。すーっと入っていく酒である。

酒器も変わっていた。銅製であろうか、冷たく冷やしてあった。杯は菊乃井の紋が入ったものであった。

  


  

  

  

猪口、八寸、向付となかなか美味しく期待を持ったが、子鮪がくどかった。黄身醤油を浸けるものだから余計にくどく、興を削がれた。
椀物の出汁は鰹が勝った味であった。しっかりした味なのであるが、昆布出汁の好きな者には少々物足りない。松茸は韓国産とのこと、香りはいまいち。
焼物のカマスは脂の乗りも良く、杉の香りも相まって、とても美味しかった。貝柱は余分。中猪口の海老スープもまずまず。
酢物、これは残念であった。鴨ロースはとても鴨臭かった。この辺りから感激が無くなってきた。腹具合も関係しているのだろうか。
強肴、鱧しゃぶもいまいち。雲丹ご飯をなくし、強肴とご飯を一緒にして鱧松丼が出てくれば言うことなしだったのだが。
水物はまずまず。

値段からして量が多すぎだと思う。1〜2品少なくても良いから、もう少し充実したものにして欲しかった。
最後にお抹茶の希望を聞かれたので頼んだ。最後のお抹茶は気分が締まる。しかし別料金であった。

 

2007年夏訪問

ストリングスホテル東京の予約の際の参考に