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憧れの旅館・ホテル

蓼科ブライトン倶楽部

 

中央道諏訪インターチェンジを降りメルヘン街道を走る。左手に「たてしな藍」を見てさらに走り続けると、右手に木立に囲まれた「蓼科ブライトン倶楽部」に行き着く。

車寄せに止まるとスタッフが車を預かり、別のスタッフがフロントに案内してくれた。フロントロビー脇の小部屋にレセプションデスクが二つあり、ここに座ってチェックインをおこなう。
館内には田村能里子画伯の絵が多く見受けられた。レセプションルームの壁には大きな絵が掛けられ、宿泊棟へ通ずる階段下には壁画も描かれていた。

 

 

部屋はメゾネット。一階はテーブルと椅子が置かれたリビングルームであるが利用価値はまったくない。二階に上がるための通路としての役割しかなさない代物である。

 

二階は両側を窓とする細長い部屋で、一方がベッドルームスペース、他方がリビングルームスペースである。

リビングルームスペースの外にはテラスがあるが眺望は良くない。ベッドサイドの窓からは本館が見える。

 

水周りは洗面脱衣室と広々としたバスルーム、それに独立したトイレスペースからなる。

 

バスルームは洗い場付き浴室で、かなり大きめのバスタブである。さらに頭の後ろの部分にゆとりのスペースがあるので、大きな窓と相まって開放感は素晴らしい。
木立を臨む大きな窓は半開きであるが、朝風呂の時など、その窓を一杯に拡げると半露天風呂の趣を味わうことができた。いつまでも入っていたいと思わせる風呂であった。

 

多くの日本人にとって、「洗い場付き浴室、大きなバスタブ」はとても使い勝手の良いものではないだろうか。独立したシャワーブースよりはるかに使いやすい。
夕食時、隣のテーブルから「バスタブに入る前に身体を洗えるのはとてもいいね」との会話が聞こえてきた。私にとって、ホテル選びの最大のポイントでもある。
テレビは二台、リビングには液晶(プラズマ?)の大画面、ベッドの足元には旧式ではあるが小型のテレビがあった。

 

備え付け飲み物は豊富ではなかった。

  

私達が泊まった部屋は階段を上がった二階(外から見ると三階部分)が居住部分のメゾネットであるが、通路(廊下)をはさんだ反対側の部屋は階段を降りた一階が居住部分となる造りであるらしい。
館内には、広々としたライブラリーがありパソコンも備え付けられてあった。試しに、このHPをアップしてみた。画面の大きさでいつも見るレイアウトと違っていた。気をつけなければいけない。

室内プールもあった。更衣室の奥には温泉内風呂もあるそうだが、旅館と違い風呂上りにきちんと靴を履いて部屋へ戻る気には到底ならない。温泉に浸った後は浴衣に素足が一番良い。

ホテル周辺も良く手入れがされている。建物の一階は和食処「蓼」、二階は「クリフトンテラス」、三階はメインバー「ブライトンマナ」である。

 

(夕食)

予約時、洋食か和食の選択をするのだが、洋食とだけ頼んだ。実際、テーブルに着くと名前の書かれたメニューが置いてあり選択の余地のないものだと思った。

  

しかし隣のテーブルと料理が異なっていたので頭のなかは「???」、「会員用なのかな?」。後からホテルのHPを見ると「この他にお一人様 ・・・・・円(サービス料・税込)のスペシャルディナーコースもございます」と書いてあるではないか。高けりゃ良いとはかぎらないが、予約時にメニューくらいは教えてくれてもいいじゃないかと、少し心残りであった。
味は、あっさりとしてヘルシーといった感じのものだった。フレンチというよりもイタリアンに近いかもしれない。可もなし不可もなし、値段相応か。
写真はストロボを使っていないので、実際のほうが彩りは綺麗である。

  

  

 

(寝具)

上着が大きめのパジャマが備えてけられてあった。浴衣で寝るより落ち着く。
ベッドはパーンと張った硬めのものであった。今流行の寝心地ではない。リネン類はまずまずといったところ。

 

(朝食)

ビュッフェスタイルでないのは喜ばしいかぎりであるが、コースメニューが貧弱であった。卵料理はスクランブル以外、選択がない。リクエストすると、卵は一個分しかないので、まともに作れないとのこと。カルトに差し替えてもよいのだが高くついて馬鹿馬鹿しい。両隣の客も同じクレームをつけていた。片方の客はスクランブルが嫌いだと、敢えてフライドエッグ(卵は二つあった)に差し替えていたようだ。つけあわせのベーコンも侘しかった。ジュースもフレッシュはグレープフルーツだけとのこと。もう少し高くても良いからシティホテル並みのコースにして欲しい。
優雅な朝食は、一日の活力を産む。

  

  

 

(応対)

すれ違うスタッフ皆にこやかで、爽やかな笑顔で挨拶してくれた。クレーム時の対応も素早く、チェエクアウト時のコンセルジュ的対応も的確であった。レストランの若い女性スタッフに経験不足を感じたが、全体的には満足できる応対といえる。

 

(感想)

リゾート地のホテルとしては、まずまず満足できましたが、細かなところで不満も残りました。 ルームチャージに換算すると5万円近い価格ですから、手抜きは許されないと思います。部屋の備え付けの飲み物、煎茶ティーパックしかありませんでした。紅茶パックやコーヒーのドリップバックセットくらいあってもよいと思います。温泉の浴場もあるのですから、そこまで気楽に行くことができるシステムを考えて欲しい、等々。顧客満足度ということを考えると、もう少し工夫があっても良いと思いました。

チェックアウトを済まし、快晴のビーナスラインを快適にドライブしました。紅葉は色づき始めといったところでした。

 

白樺湖畔では見事な紅葉もありました。

 

車山高原からは白樺湖が見渡すことができ素晴らしい眺望でした。

 

ビーナスラインをさらに走り、目的の霧が峰高原に着きました。

 

今回の旅行の本当の目的はここだったのです。我家の愛娘が競技会に参加していました。各選手の熱闘が見られ、充実した一日でした。

  

  

 

2006年10月中旬訪問