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憧れの旅館・ホテル
蓼科東急リゾート
ビーナスラインを走ると、素敵な花壇とともに「東急リゾートタウン蓼科」の案内が見えてくる。
ここが、広大なリゾートタウンの入口である。
そこから左手にゴルフコースを見ながら整備された山道を4km程走っていくと、「蓼科東急リゾート」にでる。
周りには、20面近いテニスコート、お土産屋、会員制ホテル、スパリゾート、さらには小さいながらもプライベート的ゲレンデと、とても賑やかである。
道路から中へ少し下っていくと正面玄関がある。
正面玄関からフロントロビーは質素な造りであり、特に目を引くものはない。
チェックインを済ますと、スタッフがカートで荷物と一緒にコテージまで送ってくれる。
コテージ群は、本館左手奥の木立の中に点在する。
コテージは503号。2ベッドルームコテージである。
セミダブルサイズのツインベッドルーム、TV、4人掛けの木製のテーブルがあり、テラスに出ることができる。
シングルサイズのツインベッドルームにはTVは無い。
シャワートイレの独立したトイレスペース、ホーロー浴槽のバスルームがある。レンジ台付きの簡単な調理スペースもある。
テラスの向こうは渓流であり、流れの音を雨音に間違えるほどである。
渓流では釣りが楽しめる。
フロントで「いくらのオイル漬け」付き、簡単な釣りセットを貸し出してくれる。
釣れる訳がないと思いつつ、家族総出で暇つぶしに糸を垂れていたら、息子がなんと20センチの岩魚を釣ってしまった。
釣れる前に、二匹仲良く並んで泳いでいる姿を見たので、相方がさぞ悲しんでいると思い、渓流にリリースした。
コテージ村から本館の裏手へ抜ける道がとても綺麗である。
本館裏手はとても整備されている。
メインダイニングのテラス、プール、チャペルなどがあり、緑の芝生とカラ松や白樺など針葉樹の林、その向こうには大きな池、木立の間から遠くに見えるのは八ヶ岳連峰であろうか、散歩していると時間を忘れる。
本館ゲストルームからの眺望は素晴らしいに違いない。
こちら側はティーラウンジの入口となっており、正面玄関側とはまったく違い、「古き良き時代の瀟洒なスキーリゾート」の趣である。
マントルピースのあるティーラウンジからフロントへ上がる階段、この空間の雰囲気が実に素晴らしい。
(夕食)
洋食と和食のレストランがあるが洋食を選んだ。
3種類のコースメニューとアラカルトから選べる。
本日のアミューズ三品
フォアグラのポワレいちじく添え 赤ワインソース
鱧のスープ レモンの香り
オマール海老のロースト トマトとオレンジの香り アメリケーヌソース
信州牛フィレの網焼きと夏野菜コンフィ ローズマリーソース
季節のグランデセール
自家製パン
コーヒー 又は 紅茶
味は、「可もなし不可もなし、値段相応」といったところか。
(温泉)
通りを隔てた反対側に「スパリゾート鹿山の湯」がある。
温泉大浴場と露天風呂からなるが、外来者も入場可能なので、とても混んでいた。
風情ある温泉といった趣は全く無く、むしろ銭湯といったほうが似つかわしい代物であった。
施設の一角には、小さいながらも「屋内温泉プール」が併設されている。
ここも外来者で賑わっていた。
(朝食)
朝食券付きであった。
洋食を選んだ。
スクランブルエッグ・ハム・カリカリベーコン・ウィンナソーセージとパンが決まっており、それ以外の、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、牛乳、ヨーグルト、コーヒー、紅茶、サラダ、フルーツ類などがブッフェ形式となっていた。
味は、やはり「可もなし不可もなし」
テラスでは、ペット(小型犬)を連れた夫婦が朝食を摂っていた。
ここはペット同伴可能な宿泊施設であるらしい。
ペットに食事を分け与えている風景は、とても微笑ましいものであった。
(感想)
蓼科の素晴らしい自然を生かした本館の裏手は、充分訪れる価値があると思いますが、料理、スタッフのホスピタリティーは平凡なものでした。
大手ホテルチェーン、万人受けする平均的サービスを提供することが宿命付けられているのでしょうか。
小さなお子さんのいる家族やペット連れ家族には、気楽に訪れることのできる高原リゾートだと思います。
2004年8月末訪問