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憧れの旅館・ホテル

雲仙観光ホテル

 

小浜からの雲仙西登山道を登り、あの旅亭「半水盧」の横を通り過ぎてすぐ、雲仙温泉街の入口付近にある。道路から並木道が続きその向こうに堂々たるシャレー風建築が現れる。

  

古き良き時代を感じる入口、そして正面には階段(ここにはエレベーターがない)、その左手にフロント、さらに奥にラウンジやダイニングルームがある右手には売店さらにその奥は温泉大浴場に通ずる。本当に「シック」な佇まいである。ラウンジのアイスコーヒーはなかなか美味しかった。

  



親切なフロントのスタッフに導かれて部屋に向かう。3階まで階段を上らなければならないので少し大変。

部屋はスイート、ガラスの引き戸で境をされたツインベッドルームとリビング。あっさりとした造りである。窓からの眺めはなかなか良い。残念だったのは水回りの貧弱さ。洗面台は昔ながらの白塗りのもの、トイレは洗浄器付きではなかった。スイートなのだからバスルームは改装してもらいたいものだ。これでは失望感が強く残ってしまう。帰り際、改装を強く要望しておいた。

  



温泉大浴場は銭湯みたいな造りであった。無いよりはましかという程度。

夕食はメインダイニングで 8,000 円のディナー、予想外に美味しかった。決して凝った料理ではないが、素直であっさりとしながらも味はしっかりとしていた。昼間フロントにいた若い男性が、夕食時ギャルソンとして働いていた。リゾートらしかった。

  

 

7月末の雲仙もっと涼しいかと思いきや、とんでもない。なにが避暑地だと腹が立った。しかし考えてみると、ここは温泉場である。すぐ横には「雲仙地獄」、地中から水蒸気が立ちのぼっているのである。涼しいわけがない、九州の下界よりは涼しいくらいということだった。夫婦そろって暑がりなので付近の散策は取り止め、温泉に入ってエアコンの利いた涼しい部屋で夕食までのひととき、昼寝(夕寝)をすることにした。

チェックアウト時、ルームメイドのスタッフ達が掃除を始めていた。ちょうど「やんごとなき部屋」の前だったので、中をみせてもらった。気さくで、とても親切なおばさん達であった。「今度はこの部屋に泊まるからね」といって帰路についた。

2003年7月末訪問

雲仙観光ホテル の予約の際の参考に