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憧れの旅館・ホテル
雲仙紅葉
雲仙の紅葉を期待して随分早くから計画していた旅であったが、温暖化の影響で秋の訪れが遅く、紅葉も例年より数日遅れていた。
仁田峠循環自動車道は雲仙ゴルフ場の傍から始まる有料の一方通行道路である。
仁田峠には大駐車場とともに雲仙ロープウェーの乗り場がある。
駐車場やロープウェー乗り場周辺は色付き始めであるが、ススキの薄い色と木々の赤い色や緑色のコントラストがとても綺麗であった。
ロープウェーから見る山腹は、かなり紅葉が進んでおり鮮やかな色を呈していた。
妙見岳駅の建物の屋上からは雲仙温泉方面の眺望が素晴らしかったが、横を見上げると小高い所に展望台があったので、そこまで登ってみた。
階段状になった登山道をすこし登ると、そこは 360 度の大パノラマであった。
島原の町並みから有明海、遠くには阿蘇の山々を見ることができた。
1991 年の大火砕流で有名になった噴火活動でできた平成新山と溶岩ドームを真近かに見ることができる。
普賢岳と平成新山である。紅葉の見頃までには、まだ数日かかるだろう。
色付いてきた妙見岳頂上。登山道には妙見神社の鳥居も見える。
ロープウェー妙見岳駅の建物の屋上と向こうには雲仙ゴルフ場、おしどりの池とその周辺に広がる雲仙温泉まで見渡せた。
半水盧
チェックインタイムより少しばかり早く着いたので、本館にあるサロンに案内された。既に二組の客が寛いでいた。
蜂蜜入り柚子ジュースを振る舞われたが殊のほか美味しかった。余程買って帰ろうかと思ったが、瓶入りのため重く、諦めた。
部屋に案内された後、お茶とオレンジのババロアがでたが酸味が強かった。
夕食
相変わらず手の込んだ芸術ともいえる料理。
酒は「しずく酒、大吟醸」島原の地酒である。やや辛口であるが、すっきりと爽やかな味であった。
鯛の鱗煎餅、初めて食べたがとても美味しかった。
家喜なます、柿と胡麻風味の白和えのマッチングは絶品。
煮物、鰹の勝った出汁であるがなかなか美味しかった。お碗も素晴らしい物であった。
その後も充分楽しめる夕食であった。
しかし以前に比べて気になったのは、吉兆風の煌びやかといえるほどのメリハリの利いた醤油味やつゆ味ではなかったことである。どちらかといえば地味な味となっていた。
山葵も香りに欠けていた。
果物も唸るほどの素晴らしさではなかった。
朝食
温泉玉子や饂飩の出汁に、どこか煌びやかさが欠けている感じであった。
接客
以前と比較すると格段に良くなっていた。フロントの愛想も良くなっていた。部屋係の女性も良く教育されていたし、擦れ違うスタッフも物腰が洗練されてきた。
風呂桶も木製の物に変わっていた。プラスチック製では不満も多かったのであろう。
紅葉
例年ならばこの時期が( 11 月初め)見頃とのこと。しかし 6〜 7分であろうか。
盛りならば、さぞ素晴らしい眺めだと思うのだが。
部屋からの庭の眺めは、いまひとつ。
離れの中でも庭が素晴らしいとされる「弥生」、手入れが行き届いていない感じがした。
東西とも露天風呂からは紅葉は楽しめない。樹々の種類が紅葉とは関係なさそうであった。
2007年11月初旬訪問