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憧れの旅館・ホテル

山の手ホテル&秋田

 

盛岡では雨であったが、大曲に近づくにつれて天候が回復してきた。
大曲の駅に降り立つと晴れ間も出ていた。

 

駅の観光案内所に無料のPCが設置されてあった。

 

チェックインは 16 時からであったが、前日の確認電話の時、天候が悪いため 15 時からOKにしてくれた。
大曲駅からタクシーで 15 分ほどの小高い丘陵地にある。

 

道路の反対側は市営のテニスコート。

 

テニスコートの向こうには、大仙市の町並みや遠くの山々を見渡すことができる。

 

ホテルの横には附属のチャペルがあり、芝生が緑になるころにはさぞ綺麗なことであろう。

 

フロント・ホールは豪華な感じである。
こちら側奥には披露宴の会場があり、着飾った客が多くいた。

 

この奥が宿泊棟になる。

 

 

ライブラリーといった感じのサロンで、ハーブティーが出た。

 

甘いハーブティーであった。

 

ウォーターロビー
マッサージチェアも設置されてあった。
真ん中奥が大浴場の入り口である。

 

室内プール

 

正面のガラス戸の向こうが宿泊棟。

 

ゆるい下り坂。

 

部屋は「野分」。

 

ここで靴を脱ぐ。
下駄箱の向こう側にあるのがクローゼット。
クローゼットはこれしかない。
土間の右手奥にトイレや浴室がある。

 

主和室

 

茶室風の小部屋。
押入れの中には小型の薄型テレビと金庫。

 

押入れの襖を反対側にすると水屋。

 

お茶のセットや冷蔵庫がある。

 

冷蔵庫の中。

 

主和室の右手は玄関、左手は副和室。
正面右手には・・・

 

クローゼットに入りきらない浴衣・作務衣・羽織などが置いてある。
館内は、浴衣・作務衣、OKとのこと。

 

襖の向こうは副和室。

 

なぜか一段高くなった部屋と、その奥にもうひと部屋ある。

 

ここが寝室となる。
右手は、テラスへの出入り口。

 

テラスからの眺めは雑木林。

 

トイレは個室。

 

その奥が浴室。
土間が床暖房になっているので素足で通る。

 

アメニティグッズは平凡。

 

浴室は洗い場付きで素晴らしいのだが、温泉の大浴場が近くなので、一度も使うことがなかった。

 

(大浴場)

夕食前・就寝前・朝風呂と、三回通った。

 

並質のタオルであるが、豊富に置いてある。

 

客が少なかったため、ほとんど貸し切り状態。
三回入っても、脱衣場で二人出合ったのみ。

 

左手外部に露天風呂。

 

露天風呂は小振りながら、塩素の使用なしとのことで、多くの時間ここに浸かっていた。

 

眺めは雑木林。
夜はライトアップされる。

 

浄化済みの飲料用温泉水。

 

平凡な男性用化粧品。

 

(夕食)

二階のダイニング。
ウォーターロビーの所からエレベーターで上がる。
左手の階段を登ると和室がある。

 

四組の客がいたが、我々のみ和室であった。

 

食前酒
甘くて残した。

 

オリジナルの大吟醸「山の手」。
辛口でキリッとした味わい。
精米歩合40%。

 

 

八寸なのであろうか。
見栄えは良いが、味はたいしたことはない。

 

これも話題造りの一品。
コラーゲンが入れば喜ぶとは限らない。

 

ツブ貝は美味しかった。
不味い鮪なら無いほうが良い。

 

クリームスープはサフラン風味に深みが無い。

 

パイの中は、またクリームスープ。
こちらの味は良かった。

 

過剰包装といった感じの一品。

 

肉の後に、また魚?
ここでなぜタラバ?

 

ビネガー仕立のカルパッチョというよりも、口直しの酢の物。

 

最後まで、テンコ盛り。

 

 

昔ながらのケーキ屋さんの味。

 

ハーブティーの他に、紅茶・コーヒーの選択可。
ここでも、スティック&ポーション。

 

『地元農・畜産家の生産物と、秋田沖(近海)で水揚げされた魚介類を中心に 確かなものだけを厳選し、旬をまるごと味わっていただく懐石料理。(HPより)』

 

懐石と銘打ちながら、なんという流れ!
しかしよくよく考えたら、これは結婚式の披露宴料理ではないか。
引き出物と同じで、数と嵩と一見豪華主義。
見かけの割りに苦しくならなかったのは、メインの食材は少量でサブの食材で着膨れしているだけなのだろう。
懐石と思えば不満タラタラの料理でも、披露宴料理と思えば実に上手くできている。
大人数の客の種々の好みに対応するには、ひとつは駄目でも他でカバーできるような組み合わせが必要。料理の重複はこのためか。
披露宴料理と言えば美味しくないのが普通であるが、これはなかなかのレベルだと思う。
地元では結構人気のある結婚式会場だと推測する。

 

(寝具)

 

二枚重ねの敷き布団でも、ヘタッているせいか実質煎餅。

予備の敷き布団を引っ張り出して三枚重ねにした。
これでも前日の湖山荘の二枚重ねのほうがマシなくらい。

 

(朝食)

これは作り置きの見本市。不味いわけではないが、評価に値せず。

 

(ギャラリー)

これは驚いた。
ジュデイ・オングが木版画の部門で 11 回も日展に入選しているとは。 それも特選を受賞。

 

なかなか素敵な版画である。

 

さらに驚いたのは、なんとこの二枚、東山魁夷画伯。
これらは オーナーである会長のコレクションとのことであった。

 

 

ホテルから大曲駅へのタクシーから見た雄物川の花火大会会場。
こちら岸は、打ち上げ場。

 

こちら側は、観覧席の場所とのこと。
この頃から雨が降り出した。

今回、このホテルへ来た目的は花火大会の日の予約をすることであった。
電話での予約時、「花火大会はどれくらい先まで予約が詰まっているか」と問い合わせたところ、「数年先まで」との答。
宿泊時、直接フロントで、「何年先なら予約可能か」と聞いたら、「 10 年先でも駄目だ」との回答。 それ以上聞く気は失せてしまった。

 

 

大曲駅で新幹線に乗って秋田駅に着いた頃は雨であった。
携帯で時系列降雨予報を調べたら、昼過ぎ 13 時頃から雨が上がるとのこと。
それまで屋根の下で時を過ごすことにした。

 

まず秋田駅のすぐ傍のメトロポリタンホテルのラウンジに行ったところ、雨のせいで団体さんの予約が急に入って満席になってしまったとの回答。仕方なく次を探した。

 

先ほどのホテルで教えてくれたのが、ビューホテル。

 

そのラウンジである。

 

居心地の良さそうなこちら側は、なんと喫煙可能席。
三隅で煙草の煙がモウモウ。 嫌な予感がした。

 

こちらは禁煙席、なんという違いか。

 

ケーセットを注文。
甘すぎる苺のタルト。

 

相方の選択。
桜のシフォンケーキ。
ごく普通の味であったそうな。

 

ここでもポーション。

 

 

千秋公園

 

今回の桜、最後の望みである。
前日の新聞には「満開宣言が出た」とあった。
予報どおり雨が上がったので散策した。秋田駅から徒歩 10 分そこそこ、すぐ近くにある。

千秋公園は秋田藩佐竹氏の居城である久保田城の跡にできた公園。

 

大手門の堀
どんよりとした曇り空が残念であるが、雨が上がっただけでも良しとしなければ。

 

東海林太郎顕彰碑のある場所。

 

佐竹資料館前の広場
屋台も多く出ていて賑わっていた。
雨が上がって人が出てきたのだろう。しかし地面は、ぬかるみ。

 

ステージでは素人集団の踊りの競演。

 

胡月池

 

久保田城表門

 

久保田城御隅櫓
公園の最も高い場所に位置している。天守閣に対応した建物。

 

櫓から見た公園の桜。

 

櫓から見た秋田市街。

 

満開宣言と言うものの、全体的には八分咲き程度。

 

(夕食)

飛行機の時間が 20 時過ぎなので、秋田市内で早めの夕食を摂った。
無限堂という郷土料理の店。

 

店内はレトロな雰囲気。

 

比内地鶏の親子丼を注文。
本当に美味しかった。
名古屋コーチンほど鶏の匂いが強くなく、あっさりとしていながら香りがある。固めの肉ながら、噛めば噛むほど味が出る。年老いた鶏の肉を比内地鶏と偽装したことも頷ける。
秋田空港で冷凍パックを買い求めた。

 

こちらは塩辛かった。うどんの汁ではないかと思えるくらい。うどんの汁にしても塩辛いが。

 

空港へ向かう直前の秋田駅。
この頃になって青空が。

 

雪国のせいか、雪や雨の対策が素晴らしい。

 

平成22年4月末訪問