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憧れの旅館・ホテル

よもぎ埜

 

昨年夏の飯坂温泉に続く福島温泉旅行。今年は磐梯熱海温泉である。
郡山で磐越西線に乗り換える。沿線は、のどかな秋の実り。

 

このような眺めを見ると、少しばかりホッとする。

 

磐梯熱海駅に着くと、迎えの車がいた。
正面の白いボックスカーではなく、メルセデスであった。

 

赤レンガ倉庫群を思わせるような本館の建物。

 

レトロな雰囲気のフロントやロビーホール。

 

ここで宿帳に記入しながら、蜂蜜レモン。

 

ロビーホールからの眺めは、池と裏山。

 

 

この日の部屋は、石橋亭の蝉丸。

館内見取り図

 

一服した後、部屋に案内される。
空気がカビ臭い。古民家によくある臭いである。

 

部屋に入ると、改めてお茶とお菓子が出た。

 

客室:サンプル1

 

玄関、ここで靴を脱ぐ。

 

八畳の部屋、右手の襖の向こうが玄関。

 

八畳の部屋の奥に十畳の部屋。左手は四畳の部屋。

 

窓からの眺めは裏山である。

 

十畳の部屋には低めのテーブル席。
食事に使用するが、やや前かがみになり腹を圧迫する。

 

この部屋からの眺めは、隣の部屋とその向こうにある池。
ロビーホールから見えた池である。

 

開き戸を開けるとクローゼット。

 

色の薄いのは浴衣、濃いのは作務衣であった。
奥の白いのは、バスローブ。

 

障子の向こうの廊下には冷蔵庫。
その上にはネスプレッソマシーン。

 

コーヒーは無料。

 

四畳の部屋にはマッサージチェア。

 

複雑な揉み方をするチェアであった。

 

(部屋風呂)

シンプルな洗面台。
ガラス戸の向こうは露天風呂。

 

アメニティグッズは普通。

 

内風呂は温泉とのこと。

 

 

露天風呂は小ぶり。大人二人はきつい。
左手前はタコつぼのような浴槽。浮かんでいるスノコ板は五右衛門風呂風に底に敷く。

 

竹林の向こうには二階建ての建物と階段。
プライバシーがきちんと守られているか、小々不安。

 

夜の露天風呂。

 

 

(大浴場)

 

 

午後9時で男女入れ替え。
大浴場のある二階へ上がると、湯上がりラウンジがある。

 

 

タオルは豊富に用意されてある。

 

 

窓側は大きなガラス張り。

 

 

こことセットの露天風呂は一階にある。

 

こじんまりとした脱衣場。

 

洗い場は無い。

 

気分の良い露天風呂であるが、竹の垣根の切れ目の向こうは茶室や客部屋。
注意が必要。

 

もう一方の大浴場。

 

個室仕様のパウダールーム。

 

大浴場そのものは狭い。
浴槽もひとつ。

 

バスアメニティは同じ。

 

こちらとセットの露天風呂。
ここも一旦、服を着なければならない。

 

こちらは広々とした脱衣場。

 

露天風呂も広々としている。

 

見事な桜の木。
桜が満開の時は、さぞや素晴らしいことだろう。
我が家にも桜の木があるので、夏場の管理の苦労は良く判る。

 

(夕食)

部屋のランクによって内容が異なるとのこと。

 

食前酒は、イチゴ酒。少し甘過ぎ。
先附の銀杏豆腐の上に乗っている才巻海老に生臭さを感じ、先行きに不安を感じた。
サーモンも新鮮さを感じなかったが、その他の料理はまずまず。

 

酒は、まず十四代。
相変わらず迫力のある酒。

今年初めての土瓶蒸し。
香りは少ないが、今の時期は仕方がないか。
出汁は、昆布が効いていて好み。

 

赤貝・車海老・中トロ・ハタ。
上半分は、平目の薄造り。
盆地の刺身としては、まずまずだと思う。

 

自慢の大吟醸、飲み比べセット、各90ml
左から、舞・よもぎ埜大吟醸・国権
舞・よもぎ埜は、優しい味。国権は、かなり辛口であった。

 

きんきは脂の乗りがちょうど良く、美味しかった。
雲丹貝焼きは変わった味。

 

鮑の踊り焼き

 

鮑の味は普通。

 

冷鉢は普通。

 

揚げ物は、なかなか美味しかった。
ここまできて美味しく感じるのは、本当に美味しいのだと思う。

 

強肴は特徴のない味。
無くても良いと思う。

 

食事は、白飯&止椀・稲庭うどん・よもぎ蕎麦、から選択。
これは、よもぎ蕎麦。
つゆは甘口で好み。

 

稲庭うどん
これも甘口のつゆであるが、蕎麦に比べて華やかさを感じた。

 

果物は、甘さ不足。

 

川中島白桃アイス
たしかに桃の味がした。

 

(寝具)

 

分厚いというほどではないが、煎餅でもなく、まずまずの寝心地。

 

籠の中には夜食。

 

一口サイズのお握りであった。

 

(朝食)

温泉旅館としては高いレベルで平均的。
ちょうど良い量で、完食できた。

 

中身の濃い牛乳。

 

(チェックアウト後)

磐梯熱海発の列車が12時発なので、時間つぶしが必要であった。
時間まで、くつろぎサロンで過ごした。 快くOKしてくれた。
非常灯の下が玄関、その左がくつろぎサロン。

 

玄関の右手には、お土産コーナー。

 

蔵書がたくさんあるサロン。
左手にはコーヒーマシーン。

 

スタッフがサービスで入れてくれた。

 

時間が来たら、メルセデスで磐梯熱海駅まで送ってくれた。
滞在中、応対はとても良かった。
今年は、震災前には及ばないものの、昨年よりは大幅に持ち直したとのこと。
特に大阪や九州など、遠くからの客が増えたと喜んでいた。
日本人も捨てたものではないな。

 

平成24年9月中旬訪問

よもぎ埜の予約の際の参考に